2005年11月

2005年11月29日

東京文化座

東京文化座 中小企業家同友会の集まりで、上場を目指す若手起業家のプレゼンテーションがありました。そのひとつ株式会社ジェニスキルは「東京文化座」というフリーペーパーを出しています。能、狂言、歌舞伎、茶道、華道、陶芸など日本の伝統文化を紹介するものです。能楽堂、劇場、美術館など60箇所、日本の伝統文化を伝えているお稽古場に置かれ、隔月で7万部発行されているそうです。広告も選んでいるようで、フリーペーパーとは思えない品格のある雑誌になっています。

 同社の第一段階の事業はこのフリーペーパー、大阪文化座、名古屋文化座も計画中とか。第二段階は日本文化のポータルサイト、第三段階として公演・興行も目指したいそうです。日本の伝統文化を応援する株主の広がりを期待した起業です。

 「東京文化座」は「文化座びいきの会」年会費3000円に入会すると送ってもらえます。Tel 03-344-5117 Fax 03-3444-5104

 



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2005年11月28日

震災いちょう

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 「あの銀杏を見よう」と、日比谷の帝国ホテルから御茶ノ水まで歩いて帰ることにしました。枝垂れているので、銀杏かしら。。。と思って見た銀杏です。説明書きには震災いちょうとあります。樹齢150年を超えるそうです。関東大震災で一面に焼け野原になった都心にあって奇跡的に生き残り、当時の人々に希望を与えた銀杏だそうで、復興事業に伴う区画整理事業で切り倒すことになった時、当時の中央気象台長がこれを惜しんで、気象庁の前のお堀端に移植したのだそうです。

 この銀杏を水彩画でスケッチしている方がいました。近くで働いていることもあり、毎年、この銀杏を見に来るのだそうです。



2005年11月27日

お客様お迎え係りです

翔子ちゃんスノーマン≪レーベンハイム青砥クレフォート≫マンションギャラリーでお客様をお迎えしています。

2005年11月26日

マンション構造計算偽造事件

 マスコミ報道が冷静に全体像を見ようという方向になりました。業界に身を置くものとして恥ずかしいことですが、建設業界、不動産業界では、手抜き、脱法、違法事件が多く、放っておけば業者は悪いことをするという前提で、そうはさせないよう何度も法律が改正されてきました。耐震性についても二回の法改正で強化されてきました。今回の事件は、そういう法律の根幹にあった建築確認制度が全く機能していなかったわけです。衝撃でした。

  不動産業界に入って四半世紀、「我家を買う」というのは大きな決断をお手伝いさせていただいています。今回の問題でも、お客様のお気持ちを考えてしまいます。マスコミは、被害者と加害者にわけ、正義の味方として被害者の側に立って加害者を追及する報道をしがちですが、構造計算書を偽造した建築士が追及されるのは当然としても、建築主の新興のデベロッパーを悪玉としてテレビ画面で追及する報道を残念に思っていました。そういう報道が問題の建物を購入された皆さんのためになるとは思えないからです。

  マンションデベロッパーの売主としての瑕疵担保責任は無過失責任です。マスコミが追及しようとしまいと売主は100%の責任を負っているのです。たとえ無過失であっても、この責任から逃げる道があるとすれば「倒産」しかないわけです。買主の皆さんは、立地もプランも気に入り、売主を信じて大きな決断をされて購入されたのです。その売主が悪徳業者だと世間の避難を浴びて倒産してしまうより、気に入った今の場所に、気に入った今のプランの住まいを建て直し、理想として描いた暮らしを取り戻した方が幸せなはずです。ご家族の暮らしをかけた大きな決断が「失敗だった」で終わってしまうより、「あの時はどうなることかと思ったけれど、売主さんも頑張ってくれて解決できた。よかった。よかった。」と思っていただける解決がされてほしいと思います。

  マンションの販売に携わるものとしては、今回のマスコミ報道で、一般の皆さんが、「新興のデベロッパーは信用できない。やっぱり、大手デベロッパーのマンションが安心だ。」となるのは残念です。街並を一変してしまうような大型開発ではなく、古い街並を尊重しながら地域で必要とされる小規模なマンションを供給しているのは中小デベロッパーなのですから。。。。

  今、マンションの売主は構造計算を再度しなおしています。建築途中の監理もしっかりとしていこうと引き締めています。建築確認審査もしっかりとされるでしょう。これからできるものは安心だと思っていただいていいのではないでしょうか。



2005年11月24日

マンションの売れ行き

wanngann 業界団体の関西、関東の交流会で、湾岸戦争と言われている建設ラッシュの東京湾岸の高層マンションの売れ行きの話がありました。総戸数約2000戸、竣工平成20年のプロジェクトの第一期販売1300戸が、たった数週間で完売してしまったのだそうです。 私はこういうマンション群の暮らしは馴染めそうにないのですが、根強い人気のようです。



2005年11月22日

ついこの間まではたくさん産まない指導がされていた

 内閣府のビデオの取材がきっかけで、子育て時代が思い返されました。少子高齢化が問題にされますが、日本だって、ついこの間までは、たくさん産まないよう国民を誘導する方向の政策が取られていました。私が4人目の子供を妊娠中、保健婦さんの家庭訪問を受けました。バースコントロールの指導が目的だったようで、「その必要はない」と言ったら、直ぐに、お帰りになりました。昭和50年、たった30年前の話です。

 その後、立教大学に入学し、人口問題の勉強で、市ケ谷の家族計画国際協力財団に行き、「家族計画」という新聞のつづりを読みました。どの号にも、たくさん子供を産む悲劇の実例が書かれ、「バースコントロール(産児制限と言いました)が暮らしを守り、女性の地位を向上させる」という記事でした。我が家を家庭訪問した保健婦さんもそういう政策の延長線で仕事をされていたのでしょう。

 子育ては楽しいものです。子供を育てる時期はなかなか自分の時間が持ず、焦ったり、神経質になったりもしますが、子供も三人目、四人目になると余裕ができ、子供を育てることがどんなに楽しいか、膝に纏わる子供がいなくなるさびしいかも実感できます。一人、二人しか育てることがなくなった若い世代の女性たちには、是非、第一子から育児を楽しむ余裕を持ってほしい。

 それには、専業主婦だからといって、何もかも一人で抱え込まず、家事・育児にパートナーを巻き込み、夫婦して子育てを楽しんでほしいです。家事・育児に家族を巻き込む暮らし方が自然になれば、次のステップにもスムーズに進めるでしょう。



2005年11月21日

内閣府のビデオ企画の取材

  内閣府の男女共同参画社会推進のためのビデオを作成するディレィターとライターが来社され、予備取材を受けました。

 去年は、女子高校生向けに、「こんな仕事もあるよ」というビデオでだったそうです。今年は、子育て中の女性たちに、「子育てを終えてからでもこんな働く場があるよ」というのがテーマだそうです。お国としては、若い女性たちには、子供を生んでしっかり育ててほしい。その上で、働いて税金を納めてほしい。。。。

  当社は子育て後の主婦を歓迎しています。パート勤務からスタートし、子供の成長に合わせて勤務時間を増やしていくことも奨励しています。不動産業は生活経験が生かされる仕事ですから、家事も育児も立派な「キャリヤ」と評価しています。取材対象としては興味ある会社なのでしょう。

     こちらは、そのまた先の先の世代のためのものです。私が世話人(理事をそう呼んでいます)として参加してしているNPOのホームページです。フレーム付で見にくかったので、外してみました。http://www.tomonisumu.net/



2005年11月20日

皇居の秋

10月桜彼岸桜かと思ったら、10月桜と書いてありました。

 

 

 

a30e60a2.JPGこんなつわぶきの群生も初めてです



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2005年11月19日

土曜の銀座でフレンチ

ドア  昨日で販売を終了した物件のメンバーとご苦労さん会をしました。普段は土曜日曜は休めないのですが、販売が終了したので、珍しく土曜日の昼の銀座ということになりました。

 今日のお店は、クラス会をした店ということで社員から推薦があり、ソニー通りのエスコフェにしました。エスコフェというのは、ドイツ皇帝ウイルへルム二世から「汝は料理人の皇帝である」と賞められた偉大なオーギュスト・エスコフィエの名だそうです。1950年以来店名に戴き、創業55年。エスコフィエのお孫さんから「この、この雰囲気なら満足!!」とお墨付きを頂いたお店だそうです。ランチ価格でお安いけれど、正統派のフランス料理です。こういうお店は長く残ってほしい!っというお店でした。

893bc942.jpg エスコフィエを検索したら、特定非営利活動法人日本エスコフィエ協会というフランス料理人の団体もありました。1971年、フランスの権威ある料理人の協会「オーギスト・エスコフェ協会」に習って、日本のフランス料理の草分け25人で作った会だそうです。



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2005年11月18日

みなとNPOハウス

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 久々にNPO共住のすまい全国ネットの世話人会に出席しました。場所は六本木のみなとNPOハウスです。廃校になった六本木の三河中学の校舎で、一応、入り口にNPOごとの郵便受けはありますが、他は学校時代のままです。各事務所の番号は2階2年3組、集会用の部屋は1階職員室、3階音楽室、という風になっています。子供の頃を思い出させる懐かしさです。

 これは、区とNPOの協働事業を視野にした実験的な試みだったようで、ホームページにあるように、面白い活動をしているNPOが入っています。ただし、古い建物で耐震性に問題があるということで、退去の話が出ているようです。



2005年11月17日

池之端ライブスペースQui 

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 中山エミのライブに行ってきました。上手いですね。雰囲気のある声がいい。大人のいい女は見ているだけでも気持ちがいいです。30〜40人で中山エミを独占できるなんて贅沢です。ラストステージまで聴いて帰りました。

 場所は、池之端ライブスペースQui、1階に鰻やの「かめや一睡亭」があるビルの4階です。Quiは英語のWhoのフランス語で店の名前としてはキと言うのだそうです。食事は茄子の煮付けとうな重をいただきました。ライブスペースで1階のお食事がいただけるのです。中山エミはシャンソンとかカンツォーネですから、うな重はミスマッチのようですが、その意外さがなんかちょっとうれしい感じです。中山エミさんは毎月第3木曜日にここで歌っており、来月15日は、年末ということで、一睡亭の和食のフルコースのディナーライブだそうです。



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2005年11月15日

再開発・・・・・人の出会い

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 地域政策研究会例会は株式会社KAN横山コンサルタンツの横山寛社長のお話でした。横山氏は森ビルに20年、日建設計に17年勤務し、今年独立された方で、森ビルでは18年間アークヒルズ(赤坂・六本木地区再開発事業)関わり、その後も東京、名古屋の大きな再開発事業に関わっておられるそうです。

 アークヒルズのあった辺りには、小さな商店が並ぶ谷町仲通りがあり、大学を出たばかりの横山さんは、そこで商いをする借家人の方たちひとりひとりと交渉するのが仕事だったわけです。あの辺りのアパートには銀座、赤坂で働く女給さんたちが住んでいたので、美容院(髪結いさん・・・カミーサンと言っていた)が三軒もあったこと、永井荷風の日記「断腸日乗」にある"荷風も日寄り下駄で通ったであろう銭湯「天徳湯」”、その天徳湯が早々と廃業して出て行ってしまったために、住民たちは麻布十番まで銭湯に通わねばならなくなったこと。風呂のない木造アパートが成り立たなくなり大家たちは早く売って出て行く。、カミーサンも廃業せざるをえなくなる。アークヒルズは完成後20年近くたっていますから、横山氏が見つめ、見守り、そして壊してきたのは40年前の東京の庶民の暮らしということになります。



2005年11月14日

北京オリンピックには北京ビールが人気?

瀬戸雄三 例会の卓話はアサヒビール相談役の瀬戸雄三氏の「中国雑話」でした。

 アサヒビールは、1993年、中国の国営企業が民営化されたビール会社3社を買収して中国進出をスタートさせ、青島ビールとの合弁企業、販売会社(アサヒビールを売る)を作り、中国進出を成功させているのだそうですが、最初に買った3社のうちの1社である北京ビール(大日本ビール・・・・独占禁止法でアサヒビールとサッポロビールに分割される前の会社・・・・が作った会社)は国営企業当時の経営体質から脱却できず、赤字が続いていたのだそうです。

 そんな状況にあったけれど、2008年の北京オリンピックのために工場移転命令が出たことで、最新技術による環境保全、省エネの新工場が建設され、企業体質を変え、人事を抜本的に改革できた。

 ところが、今年になって、歴史教科書問題が起き、アサヒビールがその教科書を協賛しているという捏造があり、店頭からアサヒビールが撤去されるという事態になり、北京ビールで働く中国人に対しても非難中傷が続いたそうです。けれども、北京ビールで働く中国人からは一人の脱落者も出ず、団結して事態に対処し、現在は、自動販売機にアサヒスーパードライが並ぶようになったのだそうです。

 「企業も人生も同じ、必ず壁があり、それを乗り越えた時、成長する。周りの人たちと一緒に大きな壁を乗り越え、強くなったことに大きな感動をもらった。」ということでした。

 



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2005年11月13日

つくば豊里の秋

4c821a5d.JPGあひる つくば豊里の杜の街路樹も、ビオトープの湧き水が流れ込むアヒルの池もすっかり秋が深くなり、屋外で営業する社員たちは防寒コートを着用し始めました。1日6回うがいすると、風邪をひくリスクを40%軽減できるとか。 寒さに向かうこの季節、大事なことは、うがい、手洗い、睡眠、栄養でしょう。



2005年11月12日

マンションデベロッパーで働く女性たち

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 (社)日住協の中高層委員会会員企業の女性達で住まいを考える会があります。その座長をお引き受けすることになり、外苑前の絵画館通りに面したセランで、郷里の大分に戻られた前任者との歓送迎会がありました。1階のオープンカフェでお茶をいただいたような記憶があります。デートスポットのようなお店ですが、何方と一緒だったたのか思い出せません。

 メンバーの多くは、マンションを供給するデベロッパーの女性たちがほとんどです。20代、30代でしょうか。こういう若い女性たちがマンションつくりに参画している。私が勤めていた時代では考えられないことでした。