2006年03月

2006年03月30日

左官仕事に若者が集まっている

7bcaecc1.jpg 某経営者の集まりの席は千駄木の原田左官の原田社長のお隣でした。
 今、左官の仕事は若い人に人気があるのだそうです。大卒の応募もある。埼玉のものづくり大学からも来ている。女性の左官職人もいる。「昔のように『技術は盗め、見て覚えろ』などとは言わず教えているけどね」とおっしゃっていました。親父(先代)の反対を押し切って左官になった二代目でだそうで、お父様の技術を盗んだ世代なのでしょう。ご子息も左官になられたそうです。
 ホームページを見せていただくと、新しい技法を取り入れた塗り壁に挑戦しながらも、伝統的な技法習得にも熱心な若者たちの姿がみえます。

2006年03月27日

第一回住文化研究会

22633403.jpg>(社)日住協(日本住宅建設産業協会)高層住宅委員会の住文化研究会の座長として始めての勉強会をしました。販売会社の社長が取引先であるデベロッパーの社員さんたちの勉強会の座長というのは躊躇いがありましたが、男社会のこの不動産業界で働く女性たちを応援できるなら、とお引き受けしたものです。
 
 住文化を考えるスタートの場所として、第一回の会場を世田谷の松蔭コモンズ(築120年の民家)の和室にしました。そして、せっかく此処に来たのなら、隣接の欅ハウスも見てもらい、このプロジェクトをコーディネートした甲斐徹郎氏のお話もお聞きしようということになりました。

集まった女性は25名です。私は経営者になるまで、会社の費用で社外研修を受けたことがありません。「女性社員が勤務時間中のこういう外部の勉強会に出て来れるようになった」のはうれしいことです。私はせっかくの集まりを無駄にしてはいけない。女性たちが力を付ける場にしなくては。。。。。。と責任を感じます。


2006年03月26日

三丁目の夕日にタイムスリップしたような≪甘味かどや≫

77199d41.gif NPO不動産女性会議の監事をお願いしている北澤商事の北澤社長より、西新井大師商栄会がよさこいのお祭りをするので、NPOのまちづくりチームが企画した「大江戸東京音頭も参加してはっどうか」とお声をかけていただきました。早速、北澤社長に同行いただき、「踊りましょう大江戸東京音頭事務局長の田尻さんと西新井商栄会の中田企画部長のお店≪甘味かどや≫にお邪魔しました。
 商栄会の皆様は、すでに大江戸東京音頭のホームページで曲も踊りも確認いただき、気に入っていただけているようです。よさこいのイベントの総踊りとして大江戸東京音頭を踊っていただけそうです。
 夕食には少し早い時間でしたが、みんなでラーメンをいただきました。あれこれ入っていない昔ながらのラーメンです。油っぽくなく軽いので焼きそばもいただき、北澤社長の心使いで今川焼きのお土産までいただいて帰りました。≪三丁目の夕日≫にタイムスリップしたような懐かしい時間でした。
 

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2006年03月25日

ミクシもやってみました

 キューバに勝って日本がWBCで優勝した翌朝のテレビ番組のキューバからの中継で、キューバ人の夫と二人で出演していた宮本眞樹子さんからのメールによるとテレビ出演のきっかけは、
「・・・・ブログ(ミクシの方ですが)が縁で、TBSに捕まったのです。面白いものですね。・・・・」
でした。
 ミクシってなんだろう?と思いっていましたら、若い友人との会話にmixiを利用していると言葉が出てきました。「教えて!」となり、早速、彼女と一緒に会社に戻り、彼女の友人として私をmixiのメンバーに入れてもらいました。
 『mixi』は、2004年2月に開始され、登録ユーザーの数が300万人、1日あたりのPVが1億5000万PVのサイトなのだそうです。
 まだ、ちょっと、理解しきれていませんが、こういうコミュニティもあるのですね。。。。。


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2006年03月24日

オフィスでコンサート

cc772b67.JPG 優良企業見学会に参加し、NPOの仲間の大里綜合管理株式会社の新社屋を見せていただきました。JR大網白里駅から徒歩数分で、平成15年頃まで、三菱地所がプライムシティ大網・みやこ野の販売センターとして使っていた建物を買い取ってリニューアルしたものです。バブル時の販売センターだったと言うこともあり、贅沢な設計です。それを更に、木をふんだんに使って改修してます。
 見学と説明のあと、1階の事務所兼接客スペースで音楽会をしていただきますた。普段は4人でオレンジ・カルテットとして演奏活動をされているグループですが、今日は、ビオラとチェロとピアノです。音楽スペースとして設計した建物ではないのですが、音響がとてもいいのは、木をふんだんに使っているからなのでしょう。

2006年03月23日

久しぶりに面(おもて)で会食

0eda381a.jpg 久しぶりにお客様と面で会食をしました。正面に能舞台のような席があり、壁に能面がかけてあります。女将が当社の営業部長の従兄弟の山本東次郎のご贔屓だそうでいつも親しく迎えてくれます。女将だけでなく若い仲居さんも白い紬の着物姿で心配りのある品のよいもてなしをしてくれます。花板さんも脇板さんも長く変わっていません。安心して大事なお客様をお招きできるお店です。
 お招きした方に地図をお送りしようと検索しましたが面のホームページはなくブログだけでした。口コミ、常連だけで今夜の面も満席でした。

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2006年03月22日

WBC日本優勝

f8a6ac36.jpg 現役時代から長島さんの華やかさより王さんの誠実さに好意を感じていました。ですから、王監督が率いる日本チームの優勝はとてもうれしいです。あのイチロー選手が野球好きの少年に戻ったように無邪気に熱くなれたのも王監督の下だからこそなのでしょう。
 母親世代としては、韓国に連敗した後のイチロー選手の「僕の野球人生で最も屈辱的な日です」には、今の日韓情勢下でそんな言い方をしたら。。。。。。とハラハラしましたが、そんな風に日韓関係に気を使うのは私たちの世代で、子供たちの世代は拘りはないのでしょう。

 朝、友人から電話で知らせがありテレビをつけたら、決勝戦を戦ったキューバと電話で繋がっていて、画面に知人の宮本眞樹子さん夫妻が映っています。彼女はキューバの映画祭でキューバの男性と恋に落ち、船橋の不動産会社を締め、息子と息子のガールフレンドに見送られ、キューバに≪お嫁入り≫したのです。
 メールで確認したら、彼女が日本を離れたのは2001年、以来、時々、キューバ日記のメールが届きます。久しぶりに彼女のブログを覗いてみました。今回のWBCにはいろいろあったようですが、「万一(彼女のことばです)キューバが勝ったら、賞金はすべてカトリーナ被災者へ寄付する」ことになっていたそうです。写真はNIKKI NETからでです
 
 



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2006年03月21日

フリー百科事典 ≪Wikipedia≫

08184476.jpg みんなで作る辞書≪Wikipedia≫が話題になりました。辞書と言うより、フリー百科事典ですね ちょっと調べたいことをグーグールで検索するとWikipediaの解説が結構上位に出てくるので知りました。便利に利用させていただいています。
 実は、利用するだけでなく作り手として参加もします。私はまちづくり活動として東京音頭のニューバージョンを創っていますので、「東京音頭」についてはどういう説明がされているのだろうかと検索しました。その解説の最後にヤクルトスワローズの応援になっていることが書いてあり、追記として東京音頭による応援のしかたも書いてありましたので、もうひとつの社会現象として東京音頭・平成版「大江戸東京音頭」の解説を加えさせていただいたのです。庶民が百科事典の作成に参加できるって凄いことです。
 ≪Wikipedia≫のトップページによると、このシステムのフリー百科事典は世界10ヶ国語で作られています。日本語の掲載量はまだ多いほうではないようです。 


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2006年03月20日

Skype & Edy

b0d3570f.JPG Skype用のカメラです。デスクの上の老眼鏡入れにつけました。話には聞いていましたが、こんなちっちゃなカメラできれいに写ります。「保育園の我が子の様子を両親が会社で見られる」は前からありましたが、「マンションの工事現場を24時間映しっ放しにしておいて、購入者がいつでも確認できるようにする」なんていうサービスもできたようです。あちこちで、ビデオカメラが回りっぱなしの時代がくるのでしょうか。

 銀行のキャッシュカードが使えないままになっていたので、思い立って大手町で下車して銀行に行ってきました。支店が統合され、その支店もまた統合され、カードも変わったのに、何故か、私のキャッシュカードは古い支店のままのカードだったのでした。そこで、新たなカードを申請することになったのですが、新しいカードは人体認証で、キャッシュカード、クレジットカードに電子マネー「Edy」まで一緒になっている。クレジットカードをいくつも持つ必要はないでしょう。Edyだって、ほとんどのお店で使えるようになれば便利になるのでしょうけれど。。。。。


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2006年03月19日

回転寿司で。。。。

1e06fc89.jpg 時々、会社の近くの回転寿司(御茶ノ水の駅前のひまわり)で食事をします。創業した頃からですから11年のお付き合いです。少し前に店を改装し、お椀などもきれいになってからは女性客が増えているようです。
 最初にカリフォルニヤロール(アボガド巻)、次に干瓢巻を頼みました。板前さんに
 「干瓢は繊維質が多いから、野菜が足りないときは干瓢を食べるといいんですってね」
と話しかけたら、11年前からずっと働いていらっしゃるフロアの女性が、
 「子供の頃は、何処の農家も干瓢は作っていて、よく干瓢作りの手伝いをした。」
 と、丸いのを輪切りにして、中の綿や種を取り、内側からくるくる剥いていく。それをこうやって干して、長さを揃えて切って。。。。若い干瓢は硬くて向けない。。。など身振り手振りを交えて説明してくれました。私もその干瓢の玉の大きさとか、形は丸いのか糸瓜のように長いのかとか、輪切りにするその幅はどのくらいなのかとかと状況を具体的に想像しようと質問したものだから、私が田舎のことは何も知らないこと、知らないことを知りたがる性質だと分ったようで、当時の農家では何処でもタバコも栽培していたこと、葉を一枚一枚広げ、重ね、縛って、干して。。。タバコの葉には等級があって、等級のいいには高く売れること等々も教えてくれました。
 回転寿司は客の回転が命ですから、フロアの女性は客には余分な口をきかない方なのですが、学生街の日曜の夜は暇だったからでしょう、楽しい会話ができました。
 写真は≪風土の味と技を探る≫から借用させていただきました。干瓢は夕顔だったのですね。上にリンクしたブログには冬瓜とあり、外側から剥いています。他には長い瓜もあります。長くて白い瓜もあります。ということは、干瓢は瓢を干したもので、夕顔が本来のようだけれど冬瓜でも瓢箪でも干して保存食としたものということですね。 

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2006年03月18日

世界平和フェロー ウ・ナイホオワさん

b7e9b88d.jpg 世界平和奨学生制度は、世界の平和および紛争解決のために貢献しようと決意する人々に、ロータリーが選んだ世界の7つの大学で学び、修士号もしくは同等の学位を取得する機会を提供するものです。

  ウさんは台湾の女性で、アメリカの大学でビジネスを学んだ後、アメリカのロータリークラブの世界平和フェローに応募し、現在、国際キリスト教大学・大学院に在学中です。彼女はナイロビのグリーンベルト運動に関わっているそうです。グリーンベルト運動は、1977年から30年も活動を続けている緑の復元運動です。運動の創始者はノーベル平和賞受賞しています。しかしながら、緑の復元はまだまだで、ウさんによると、非政府組織、非営利組織はビジネス感覚、ビジネス知識にかけている。アメリカで学んだビジネスの知識を平和と紛争解決のための活動をしている「グリーンベルト運動」に役立てるのが私の研究です、と話していました。

2006年03月17日

米山奨学生 雀さんのお話

e2e26929.jpg 米山奨学生の雀さん(慶應義塾大学で図書館・情報学を勉強中)のお話をお聞きしました。出身は中国の延辺市、延辺朝鮮族自治州は人口218万人のうち漢族が過半数以上の59%を占め、朝鮮族の割合は39%、朝鮮族の割合が減っているようです。
 彼女は曽祖父の代に朝鮮から中国に移住した朝鮮族、延辺の朝鮮族は積極的に外の文化を取り込み、外資も受け入れ、中国の辺境にありながら経済発展もできているとか。彼女は朝鮮と中国の文化で育ち、奨学生として日本で勉強している。両国の架け橋になりたいと淡々と話されていました。

 エンペン州というのは、豆満江を渡る脱北者が中国の朝鮮族の人たちに助けられていると報道されている辺りなのだろう。。。とは思いはしましたが、「中国に見つかると脱北者は北朝鮮に返される」ということと「朝鮮族の自治州」ということが重ならず、エンペンという地名がどういう字なのかも分らず、質問するには、余りにも知識不足で、お話をお聞きしただけで質問もできませんでした。
 「中国 朝鮮族自治州」で検索し、いくつかのサイトを覗きました。こちらの年表が詳しいですね。

2006年03月16日

多摩川の鮎遡上と島の子供たちの水問題

931ca625.jpg ロータリーの2750地区というのは東京の都下、城南、城西にガム、サイパン、パラオなどのパシフィック・ベイスン・グループです。そのパシフィック・ベイスンのクラブの皆さんも参加した地区大会で、「水」をテーマにパネルディスカッションがありました。

 最初に、日本側の報告として多摩川の例で、
水源の森の再生。。。。広葉樹林にすると3年〜5年で水が増える
涌水の復活。。。。雨水浸透枡設置で地中の水が増え、湧水が復活し、枯れていた支流に水が流れる
扇状地の復活。。。ニセアカシアを排除して川原野菊を植え、砂利のある川原を復活させる
等により、もちろん下水を完備して浄水してから川に放水する、中流域での地下水の汲上を制限するもあって、多摩川に鮎が復活した。海も重要で、東名高速あたりで孵化した鮎が下ってお台場あたりで大きくなり、多摩川を遡上する。その数100万匹だそうです。東京湾の千葉側でしか採れなかった浅草のりが西側でも採れるようになった。
 という報告がありました。

 次に、パシフィック・ベイスングループの報告です。観光宣伝用のビデオの映写の後、このようにきれいなのはガム島などだけ。近隣の小さな島では、水道などはなく、海岸にある養豚場の糞尿が始末されないまま垂れ流されてており、伝染病の危険にさらされている。。。。「島の子供たちの安全な水の確保」に支援を願いたい、というロータリー仲間への呼びかけでした。






2006年03月14日

SWATCH グループのICカードロック

b6f459d5.JPG 侵入犯罪事件は過去10年間で2.7倍と大幅に増加、それでも、平成17年の都内の侵入窃盗の認知件数は前年に比べ24.8%減少、空き巣についても22.2%減少しているそうです。防犯への意識が高まってきたということでしょうか。

 地政研の例会でスイスのスウォッチ・グループが開発したICチップの特許を使ったカードキーの紹介がありました。日本の住宅の玄関ドアの80%には簡単な加工(美和ロックのドアにはそのまま)で取り付けられるので、新築市場だけでなく広い需要が見込めると期待しているようです。耐ピッキング性能、耐サムターン回し性能、耐鍵穴壊し性能に優れているだけでなく、使える期間を設定する(賃貸期間等)、使える時間帯を決める(朝の新聞配達時間だけオートロックを開けられる等)いろいろな設定ができるようです。
 ヨーロッパではスウォッチにICチップを組み込み、腕時計で代金精算もできるようになっているのだそうで、将来は「腕時計で鍵を開ける」なんてこともあるのかもしれません。

2006年03月13日

ハンサムウーマン

4b719449.jpg 大宅英子さんです。今年65歳、身長が170.5cm、背筋がしっかりと伸びていてファッションモデルのような体型、小気味のよい口調でポンポン話されます。

 道路公団民営化推進委員会のメンバーとしての立つところは委員長の猪瀬直樹氏の「権力と道路」のダイジェストと同じようです。猪瀬氏は大宅壮一ノンフィクション賞の受賞者であり審査員です。そのあたりもあってお二人の信頼関係が強かったのでしょう。

 「女から女へ」というテレビ朝日の番組に出たことから審議会の声がかかるようになった。女性たちを持ち上げて、女の目で。。。と言われ、次は消費者の目で。。。。次は生活者の目で。。。。となってきた。どれも違う。必要なのは個人の目だ。審議会での男の人たちは、業界団体の立場、経営者の立場でしか発言をしない。組織にしがらみがない個人の立場での発言が必要、だから審議委員を引き受けている。
 もう護送船団の時代ではない。姉歯の問題で明らかになったように建築基準法ががあったってそれを守らせるチェック機能がなかった。これからは自己責任の時代になる。必要なのは個人の目、そして、地球規模、宇宙規模からの目だ。。。。で締めくくられました。