2006年07月

2006年07月04日

耐震偽装事件の捜査終結

 耐震構造計算偽装マンションを販売したヒューザーの社員だった方の再出発を励ます小さな集まりがありました。問題発覚から7ヶ月、任意出頭とはいっても回避はできない状況で取調を受け、社員たちはお咎めなしとなり、新しい職場での生活をスタートできたということでした。真相について、彼は「姉歯元建築士の単独犯、彼が私的資金(親しい女性との交際費等)の必要から犯した犯罪に建築士も検査機関もコンサル会社もデベロッパーも騙された」、という朝日新聞の7月2日の報道どうりだと言っていました。

 合同捜査本部も7月1日に解散されました。
 捜査の結果は姉歯元建築士の単独犯でした。
 偽装を見抜けなかった検査機関イーホームズは架空増資事件(見せ金で会社設立したりするのは一般的によくやられていること)で別件逮捕したのみで終わりました。
 同じく偽装を見逃した自治体の処分者はゼロでした。

 ヒューザーの小嶋元社長は詐欺罪で起訴されていますが、詐欺罪の構成要件は「積極的な騙す意図」を必要ととしています。マスコミ報道からの思い込みを排除し、事実を冷静に直視した裁判官が、彼に積極的に騙す意図があったと判断するでしょうか。「不作為の詐欺」などという法理論が使われるのでしょうか。

 「彼を元受から痛めつけられ追い詰められた弱者」、「元受、発注者を強者、悪者」として繰り返しテレビに登場させマスコミ関係者に反省はあるのでしょうか。
 
 そして、耐震偽造マンションの建替え工事、補強工事は進んでいない。
 建設、不動産関係者自らが厳しく自己を律する必要があることはもちろんです。



2006年07月03日

滋賀県知事に嘉田由紀子さん当選

5e59362f.jpg 京都新聞のWebから写真をいただきました。自民、民社、公明推薦の候補を破って、無所属新人で京都精華大教授の嘉田由紀子さんが滋賀県知事に当選です。爽やかな風を感じます。
 掲げた看板の「もったいない」は、研究者としてのフィールドワークで地元の人たちから教わったものだそうです。
 選挙が終わって嘉田さんのサイトの更新が始まるようです。注目していきたいですね。
 それにしても情けないのは民主党。自民、公明に相乗りしていいる限り、風は起こせないのに。。。。。

2006年07月02日

これから価値が上がる住宅地

a2067235.JPG NPO定期借地権推進機構主催のセミナーの講師に明海大学不動産学部の斉藤広子教授のお名前があったので参加しました。
 案内メールの表題を見て、「これから値上がりするエリア、値上がりg見込めないエリアを市場分析される」ものと思ったのですが、「価格」ではなく「価値」のお話でした。

 々い公道に面した住宅地の評価が高い。
  ⇒自宅の前の道は私たちの道。子供たちが遊べる道がいい。
  ⇒外部の車が走りにくい曲がりくねった細い道がいい。
  ⇒行政に移管した道路(公園も)は画一的でぬくもりがない。

 広い敷地、広い庭のある大きな宅地がいい。
  ⇒そういう家がアパートになったり、分割されてミニ建売開発になる。
   個人の家の庭は狭くして、みんなの共有の庭があれば、環境が壊れない。
   マンションの区分所有法のような制度が必要。
   (民法の共有は全員の合意)

 私道に接している宅地は不動産評価が低い。
  ⇒行き止まりの私道に接する家グループは自然と顔を合わせるようになり、交流も生まれ、外部の人が入りにくく、犯罪も防止でき、住まいとしては価値がある。

等々、今までも土地評価の常識を覆すお話でした。

 これは今までも論じされてきたテーマで、そういう視点に立ったまちづくりをした開発事例もあるのですが、齋藤先生はそういう分譲地の住民と羊羹を切ったような普通の分譲地の住民3,000人の聞き取り調査(回収率95%まで、何度も訪問したとか)から、結果を導き出しています。

 斉藤教授の「これから価値が上がる住宅地」は、先行事例を作りながら次の事例に続けられなかった設計士や業界関係者にとっては「よくぞ、言ってくれた!」という思いのようです。

hon

2006年07月01日

12期スタート

znshain 当社は6月決算で、今日から12期のスタートです。
 株式会社ウェスタは、
 「定年(当時勤めていた会社の定年は55才)でリタイアはできない。65才くらいまでは働きたい。それなら、自分の働く場は自分で創ろう。」
 と、53歳で創った会社です。以来、ご縁をいただいた仕事に真面目に誠実に取り組み、お客様、お取引先からは信頼いただいておりますが、
 「会社経営者としての気構えはどうだったか」
 となると、反省すること大です。65才まで、そう長くはなくなりました。
 昨年6月の≪創業10周年感謝の集い≫で、申し上げたことですが、12期スタートにあたり、もう一度、
「『ウェスタは面白い会社だ!』と意欲ある有能は女性たちが集まるような会社にしよう。」
 という思いを新たにしております。