2008年02月

2008年02月23日

不動産業における人材育成シンポジウム

6424a7a9.JPG 昨日、表題のシンポジウムがあり、第二部のパネルディスカッションのパネラーとして参加しました。国土交通省と不動産近代化センターの共催です。内閣府が今年をワークライフバランス元年と言っているように、ここでも論点のひとつに女性の登用が挙げられていました。
 
 パネラーの発言です。
 若い女性は男性と二人きりで案内されるのは不安だ。女性が案内し、男性にクロージングしてもらうような工夫がほしい。。。。住宅問題を主婦の視点で発言している評論家
 女性は優秀だ。積極的に女性を活用している。店長のような仕事は男性がいい。適正を生かすことだ。。。。。不動産会社経営者

 前者に対しては、若い男性の営業を先輩の女性がサポートしてクロージングしている事例、後者に対しては、女性支店長を社長に支店を分社化しているグループの事例(当初は男性支店長もいたけれどバルブ崩壊時に去っていったため、結果、全員女性支店長になった)を紹介させていただきました。
 

2008年02月17日

東京マラソンを大江戸東京音頭で応援しました

日比谷会場e2d938b3.jpg 東京マラソンのゴールの応援イベントに大江戸東京音頭チームが参加しました。
 高齢世代もいますので、午前中に踊る10キロゴールの日比谷公園会場はこどもチームだけでお願いし、公式コースゴールの有明会場は8チームの混成チーム110人で踊りました。昨年12月、早稲田大学大隈講堂で開催した≪踊るメガピース≫で子ども世代、お母さん世代、おじいちゃん、おばあちゃん世代と大江戸東京音頭を踊る企画をした早稲田の学生さんたちも借り着の法被で参加してくれました。
 東京音頭・平成版「大江戸東京音頭」が生まれて4年目、文字通りの老若男女の楽しい交流が広がっています。

2008年02月16日

ワーク・ライフ・バランス シンポジウム

b3ea2674.JPG 産学公の連携による事業の「産」として中小企業家同友会が参加しいる関係で、内閣府主催のワーク・ライフ・バランス シンポジウムに参加しました。基調講演、パネルディスカッション、分科会とあり13時から18時までびっしり詰まったスケジュールでした。
 2008年は「仕事と生活の調和元年」なのだそうです。ワーク・ライフ・バランスは育児と仕事を両立できるようにしよう!ではなく、男性も家事、育児を楽しむ余裕を持てるバランスを持った働き方をしよう!という元年ということです。

 5人のパネラーの中央は、株式会社クララオンライン社長家本賢太郎氏です。26歳で創業11年だそうです。社員62人の40%が外国籍、14国籍だそうで、12月から2月までは、クリスマス休暇、年末年始休暇、旧正月休暇と休暇の取り方もバラバラであり、個々の暮らしを尊重するのは当たり前の風土がある。若い集団だから結婚もする、子どももできる、社長本人も父親として育児に関わりたい。。。ということで、NPO法人フローレンスと提携し、コンサルを受けて制度を作ってきたそうで、男性社員が年、2〜3人育児休暇を取っているとか。時代が大きく変わっているのだなぁと実感させられました。

 家本社長の経歴を読むと、14才で脳腫瘍摘出手術で車椅子生活になり、15才でクララオンラインを創業し、同じ年に大検を合格もしています。18才で奇跡的に神経が回復して車椅子なしの生活になり、慶応大学環境情報学部、早稲田大学大学院。。。。修了と勉強と会社経営を両立させ、1999年(18才でしょうか)Newsweek誌にて「21世紀のリーダー100人」に選らばれています。

2008年02月14日

旧水戸街道のお米やさん

e26b5fc5.JPG 久しぶりに旧水戸街道を歩いたら、新しい建物のお米やさんがありました。
 この辺りでお米専門店の新規開業はないでしょうから、前にどんなお店があったのか思い出そうとしましたが駄目です。こんな店構えならホームページを作っているだろうと検索しましたがないようです。代わりに、【のれん】というサイトの千葉編に昔の建物とお米屋さんの暖簾の写真が掲載されていました。古い商家の建物を保存しとじょうかんと一帯にしたまちづくりを訴える市議会議事録もありました。お米専門店として存続させてくれるだけでもうれしいことです。
harada


2008年02月08日

企業訪問前日は雪祭りでした

 株式会社イアワードさんをお訪ねした2月5日は札幌の雪祭りのスタート日、私たちは雪祭り前日に札幌に入り、夜の懇親会前に大通り公園を見学しました。雪像作りの最後の追い込みの方や雪祭り中は大混雑するので、前日にゆっくりと見学する皆さんでけっこう賑わっています。
前日見学最後の追い込み







マンモル犬山城







だんだん暗くなり、札幌駅旧駅舎とナルニア国第二章がライトアップされました。
この時間がいちばんの見所かもしれません。
駅舎ナルニア国

kumie62 at 13:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!その他 

2008年02月07日

株式会社アイワード石狩工場見学

eea05b2f.JPG 北海道の女性経営者との交流会で株式会社アイワードさんの石狩工場を見学しました。

 同社は昭和40年、北海道共同軽印刷として創業した会社です。木野口功社長は地方公務員を経て北海道の中小企業家同友会事務局員となり、昭和49年に同社の立て直しに入っています。

 社長の隣の鈴木玲子常務は当時タイプ主任で、
「タイプ以外のことは何も知らないから」
と断る鈴木さんを
「印刷のことは何も知らない俺が社長が引き受けたのだから」
と木野口社長が説得し、受注から納品までの業務管理を担当させたのだそうです。

 彼女は結婚、出産、子育てを経て、従業員たちを見守るお母さんのような存在になっているようです。従業員は約300人、役員12人中5人が女性役員(身内から登用ではない)です。

アイワード1 4年くらい前に同社を訪問したという女性経営者によると、
「当時は大型の印刷機だったものが小さな機械がたくさん入っていおり、官庁の印刷物がほとんどだったものが民間のものに変わっている」
そうです。
 木野口社長によると、
「人口の減少が大きい。道内の仕事ではやっていけない。」
とドイツから高精密印刷(7色のカラー印刷・・通常は4色)入れており、現在は売り上げの50%以上が東京圏からの注文になっているそうです。「一竹辻が花カレンダー2007」は、「アジアン・プリントアワード2006」で銀賞、「第54回国際カレンダー展」で銅賞と、2つの国際的印刷作品コンテストで入賞しています。
 
 木野口社長が建て直しに入った時期を第二の創業、高精密印刷に力を入れる転換を第三の創業と位置づけています。



kumie62 at 08:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2008年02月01日

(財)日本賃貸住宅管理協会会長に女性が就任

a1bd655f.jpg うれしいニュースです。北澤商事株式会社社長の北澤艶子さんが(財)日管協の会長に就任されました。北澤社長はNPO不動産女性会議の設立時から監事をお願いしている大先輩です。

 北澤商事株式会社本社は足立区の西新井大師駅前です。東武伊勢崎線西新井駅で大師線に乗り換えて一駅47秒、無人改札でフリーパスの駅です。
北澤社長が創業者です。創業50年を超えています。逆算すると二十歳前の不動産業開業ということになります。畑の中にぼちぼちアパートが建つようになり、「艶ちゃんにお願いしましょう」と依頼されたそうです。信用一筋に誠実な堅い経営をされています。

 (財)日管協は会員会社900社超える不動産業の業界団体です。男社会と言われててきた不動産業界の業界団体のトップに女性が就任する。不動産業界も少しずつは変わってきたということでしょう。