2011年07月

2011年07月31日

若者たちとランチ。。。薄皮包子と匏瓜の炒め物とトマトの砂糖がけ

6d57875e.jpg 退職した日本語教師の1人は北京に行きます。送別を兼ね、もう一度、彼女のお母さんに家庭料理を教えていただきたいと彼女の家にでかけました。
跡から、6月に退職した日本語教師と男性教師も来ました。彼女はすでに新しい職場で働いています。明日はもうひとり退職した教師が来て、若い女性3人が男性教師から石島の海で水泳指導を受けることになっているそうです。辞めた先生方が仲良く元気なのはうれしいです。
 
 写真は葫芦(瓢箪)だと教えられました。食べたことがないと言ったら炒め物を作ってくれました。皮を剥いて種をとり、薄く切って炒めます。彩りに辛いピーマンも加え葱のみじん切りをちらします。(瓢箪には中央が細くなったものと長いものとこういうものがあり、これは匏瓜というそうです。)
 
 今日のメインメニューは包子、ふっくらとした皮ではなく大型の蒸し餃子です。今日の具は茄子と玉葱と豚肉です。とうもろこしの皮を干したものに3個くらいずつ載せて蒸し器に並べます。辛いピーマンを小さく切って、醤油と酢で味をつけたものを薬味にしていただきます。
 
 もう一品はトマトの砂糖がけ。そういえば子供のころ、トマトに砂糖をかけて食べた記憶があります。

kumie62 at 05:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!中国 | 暮らし

2011年07月29日

納豆こそは日本独自の食文化

c3eebf28.jpg 安価で健康にいい食材なので、日本に行ったら、是非、納豆に親しんでもらいと、食べず嫌いにならないよう、学生に干し納豆のお菓子を試食してもらいました。

 豆腐、醤油、味噌などは中国伝来ですが納豆こそは日本独自の食文化です。納豆菌は稲わらについている菌で、熱にも酸にも強い。稲作が伝わった弥生時代、住居には稲わらが敷かれていた。家の中で煮炊きをしているので温度も湿度も納豆菌の生育に適していていた。大豆にその菌がついて納豆なるなるものができた。ということのようです。

 納豆菌の効用、食べ方から、納豆、山芋、オクラなどヌルヌルしたものが体にいいという話になったのですが、こちらでは山芋は煮たり炒めたりするもので、摺り下ろして「とろろ汁」などという食べ方はないそうです。オクラも辞書には中国語訳が載っているけれど、市場に出廻っていない。やはりヌルヌルが好きでないので栽培されていないのかもしれません。

 最後に、「ナット、ナットー、ナット」という納豆売りの売り声、そして、アサリとシジミの売り声が「アッサリー、シンジマエー」と聞こえた話も。

 冷蔵庫が普及して朝の物売りはなくなりましたが、考えてみると江戸の町の売り声が戦後まで続いていたのですね。

kumie62 at 22:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!暮らし 

2011年07月28日

東北六魂祭

20110727東北六魂祭







 中国栄成市に戻りました。大学も工程学院も夏休みで、8月中旬、下旬に日本に出発する学生だけです。
 最初の授業では、日本型災害復興のひとつの姿として、帰国前に開催された東北六魂祭のニュース動画をイントロに、各県それぞれのお祭りの動画を見せました。
 日本の社会にとってお祭りの果たしてきた役割が大きかったことを改めて実感します。

kumie62 at 09:48|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!暮らし 

2011年07月13日

帰国中

 4ヶ月ぶりに帰国しています。
 我が家の震災被害は整理ダンスの上の本や写真スタンドなどが落ちていた程度でした。

 ブータンゆっくり勉強会「ヤクランド」主催の東ブータン旅行報告会に参加しました。
 今回は染色、織りと漆器に触れる旅でゲストスピーカーは漆作家の藤野雅也先生です。
ブータン漆器3ブータン漆器2








ブータン漆器1バームクーヘン







 用意されたお菓子はバームクーヘン、
 「木目を生かす。。。。」
 いうことで、藤野先生がこんな風に切り分けてくださいました。

kumie62 at 21:43|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!