2012年02月

2012年02月26日

仮設住宅を出るときまでに整理たんすを作りたい

734a46a7.jpg 仮設住宅で一人暮らしの佐藤ヒデさんを訪問しました。

 避難所暮らしから岩手県内の沢内村(合併して西和賀町)の温泉のホテルに移動し、その後、仮設住宅に入ったそうです。

 沢内村は映画「いのちの作法」の舞台です。一年の半分を雪で閉ざされる沢内村の皆さんの暮らしぶりに敬服し、
 「私たちは全てを失い一からのスタート、(沢内村のみなさん以上に)頑張らねばならない}
 と背中を押されたようです。

20120224ヒデさんの木工20120224ヒデさんの尼さん人形20120224ヒデさんのバック





 「ミシンが使えれば糸鋸も使える。」
 82才で初めて電動糸鋸を使ってみた佐藤さんが断言されました。
 4月からスタートする木工教室に参加し、仮設住宅から引っ越すときまでに整理タンスを作れるようになりたいとおっしゃっています。

 真ん中は佐藤ヒデさんが作った尼さん人形です。親類7人が津波で亡くなったので7つ作ろうと思ったそうですが、もっとたくさん作るようです。

 右のバックの生地は古ズボンから取ったものです。手縫いです。


越前高田を世界に通用するきのこの産地に!

20120223しいたけ20120223しいたけの里








 陸前高田2日目の朝、雪の中を“きのこのSATO”に案内していただきました。“きのこのSATO”はしいたけときくらげを生産、販売している会社です。

 津波で田んぼも畑もやられた。塩を抜き、再度田んぼや畑をつくるのは時間がかかる。けれど、ハウスを使ったきのこ栽培であれば農業ができる。

 さらに、国産の生キクラゲは、市場に存在しないといわれているほどめずらしい。中でも“きのこのSATO”キクラゲは肉厚。ミネラルを含んだ湿り気のある海風や、それをうまく取り入れられる地形が関係しているらしい。

 「越前高田を世界に通用するきのこの産地に!」
 
佐藤社長の復興への夢は大きく膨らんでいる。




被災者宅でのおもてなし2

6e30161d.jpg 高台の家なので被災を免れたお宅だと思ったら、やはり被災者でした。知り合いの空き家を仮り仮設住宅として借りられたのだそうです。一部をボランティアの拠点として提供されています。

 ご家族は3人、自宅で彫銀の仕事をされていたご主人が川の水が減っていることから津波に襲来に気付き、車でご子息を迎えに行った後、高台に逃げようとする奥様と合流できたのだそうです。車の混雑等から、後30秒早くても遅くても助からなかったとおっしゃっていました。

 お話しを聞かせていただくだけと思ったら、昼食の用意をしていてくださいました。

被災者宅でのおもてなし1

2f3cdaa3.jpg 建物崩壊を免れたお宅ですが、前庭の塀が壊れ、裏手は瓦礫の山、ご遺体も。。。。だったそうです。
 そんなお宅で夕飯をご馳走になりました。三陸の生わかめがおいしい!

がんばれ日本

a120727e.jpg 最初に訪問した縫製工場でいただいた自動販売機のコーヒーの紙コップです。これは元気になリそう。

2012年02月25日

雪の中の一周忌の法要

 陸前高田2日目は普門寺にお参りしました。震災で亡くなった方の一周忌の法要が行われていました。雪のなかを本堂裏手に人が向かっています。ご遺族でしょう。
 
 普門寺では身元不明のお骨、身元が判明したけれど引き取り手がないお骨を預かり供養されています。本堂内のご遺骨それぞれにお供えがされていました。

20120224普門寺120120224普門寺220120224普門寺3

2012年02月24日

遅ればせながら被災地訪問

 私は中国ましたので、東日本震災はインターネットで知る程度でした。今回の帰国中に被災地に行きたいと友人に相談し、友人が応援している陸前高田に行ってきました。

 平地は全て壊され、ほとんと全市が壊滅。瓦礫は大分片付いてきていますが、復興を感じさせるものが見えません。

 8メール地盤をかさ上げすることに決まっているそうです。そんなことをしたら地盤整備に何年かかるやら。土建業者はウハウハだろけれど、地元の働き手はいなくなってしまう。。。。

20120223高台から120120223壊れた鉄道20120223一本松






諏訪神社の上まで逃げた人、階段の一番上まで上れた人は助かった。
避難所に指定されていた体育館にも天井まで津波が押し寄せ、天井の梁をつかめたわずか数人が助かっただけだった。

20120223諏訪神社20120223最上で助かった20120223体育館

2012年02月23日

日本列島居住福祉改造円卓会議

20120216居住福祉学会会長20120216居住福祉学会女川20120216居住福祉学会会場






 経営からも不動産関連の団体からもリタイアしていますが、福祉には興味があり、日本居住福祉学会は継続してしています。

 今は、中国で生地震が契機で発足した学会ですから、当然、東日本震災の復興支援も大きなテーマです。

 今回の円卓会議では、韓国の居住福祉政策の報告のほか、宮城県女川町復興連絡協議会の黄川田喜蔵氏の報告、会社のマイクロバスで70回を超える現地での支援活動をしている大里綜合管理株式会社野老真理子のお話等々がありました。

 大里さんは社員だけでなく地域住民を巻き込んでいます。マイクロバスを運転するために、男性社員全員が大型免許を取ったそうです。夜行日帰りで毎週、毎週、それ以上。。。瓦礫がなくなるまで。。。野老社長とは長いお付き合いですが、彼女の経営哲学は日々、進化しています。

2012年02月19日

浄土真宗の教えと金子みすず

653f538a.jpg  義兄の3回会(三回忌)がありました。麻布十番の徳正寺、入り口に親鸞聖人の像がある浄土真宗のお寺です。

 ご住職はお経のあと短い法話をされます。
 今回は他力の話をされたあと、金子みすずの蓮と鶏の詩を紹介されました。

泥のなかから 蓮が咲く。  それをするのは蓮じゃない。

卵のなかから 鶏が出る。  それをするのは 鶏じゃない。

それに私は 気がついた。  それも私の せいじゃない。



kumie62 at 22:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!その他 

2012年02月14日

中国故宮国宝展

0214中国国宝展0




232881d7.jpg 中国国宝展を見に上野の国立博物館に行ってきました。
 平成館の特別展会場に入る前に、紫禁城(現・故宮博物館)の解説映像を見ました。15分くらいです。
 会場は博物館本館の大階段の後のシアタールームです。特別展入り口から離れてい分かりにくく、観客が少ないのは残念でした。



kumie62 at 15:43|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!中国 

2012年02月06日

一時帰国しています

ba2655a9.jpg 一時帰国で松戸に帰っています。
 上海空港での昼食です。
 。。。。麵とあったのを注文したら日本のうどんでした。

kumie62 at 23:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!その他