2014年07月
2014年07月30日
小説「外務省」尖閣問題の正体
周恩来/田中角栄会談で
「尖閣諸島の領有権については後世代に解決してもらいましょう。」
といういわゆる領土問題棚上げ論があったのに、日本政府は
「尖閣は我が国固有の領土であり、日中間には解決すべき領有権問題はない」
といい始め、外務省内では棚上げ論の存在を口にできる空気ではなかった。この小説は、棚上げ論というのがあるらしいと考えた若い外務官僚が、当時の外務省関係者に会い、証拠となる記録をもって事実に迫ります。
棚上げ論があったことは周知ですから、サスペンスドラマ的要素は弱いのですが、北方領土問題も尖閣領有権問題も、ソ連とも中国とも仲良くなってほしくないアメリカが、日ソ、日中が揉めるように仕組んだものと確認できたり、アメリカの思惑通りに動く外務官僚が描かれていて面白い。
小説とありますが、孫崎徹さんご自身も登場します。やっぱりドキュメントでしょう。
「尖閣諸島の領有権については後世代に解決してもらいましょう。」
といういわゆる領土問題棚上げ論があったのに、日本政府は
「尖閣は我が国固有の領土であり、日中間には解決すべき領有権問題はない」
といい始め、外務省内では棚上げ論の存在を口にできる空気ではなかった。この小説は、棚上げ論というのがあるらしいと考えた若い外務官僚が、当時の外務省関係者に会い、証拠となる記録をもって事実に迫ります。
棚上げ論があったことは周知ですから、サスペンスドラマ的要素は弱いのですが、北方領土問題も尖閣領有権問題も、ソ連とも中国とも仲良くなってほしくないアメリカが、日ソ、日中が揉めるように仕組んだものと確認できたり、アメリカの思惑通りに動く外務官僚が描かれていて面白い。
小説とありますが、孫崎徹さんご自身も登場します。やっぱりドキュメントでしょう。
2014年07月25日
2014年07月07日
江戸末期・明治初期の日本がカラーでよみがえる
「逝きし世の面影」で外国人によるこの時代の日本の記録に感動したことがありますが、日本人写真家日下部金兵衛さんによるこういう記録もあったのですね。
残念ながらこちらの写真はシェアできないようです。
私が読んだ「逝きし世の面影」は文庫版(1,900円税別)ですが、単行本(ソフトカバー) が出たようです。著者があの時代の日本をよく描き過ぎているなど批判もあるようですが、膨大な記録の提示として貴重な本。再版され注目されるのはうれしいですね。
残念ながらこちらの写真はシェアできないようです。
私が読んだ「逝きし世の面影」は文庫版(1,900円税別)ですが、単行本(ソフトカバー) が出たようです。著者があの時代の日本をよく描き過ぎているなど批判もあるようですが、膨大な記録の提示として貴重な本。再版され注目されるのはうれしいですね。
2014年07月05日
IOC調整委員会のコーツ委員長 「2020年東京五輪 会場計画に改善余地あった」
以下は神宮外苑と国立競技場を未来へ手わたす会からのメールの転載です。
○会場計画について:
見直したかったのは、我々の方だ。
IOCは招致段階から改善の余地があるとわかっていた。
既存の会場や仮設の施設を使うことで、より持続可能な形で大会を開ける。
○招致段階の約束を破ることにならないかの質問に:
そんなことはない。
大会後により活用できる遺産となるのであれば、
コスト削減のために会場を変えることを手助けする
○国立競技場の改築案に反対があることに対して:
それは避けられない。
大事なことは反対する人々と関わりを持ち対話することだ。
*詳細は左をご参照ください。
*参考:新国立競技場関連記事
『朝日新聞』(14/05/25)社説
「国立競技場立ち止まり議論し直せ」(和英併記)
http://urx.nu/9GCD
『日本経済新聞』(14/06/01)春秋
「ゴール急ぐな 新競技場づくり」
http://urx.nu/9GCH
『毎日新聞』(14/06/01)社説
「新国立競技場、一体いくらかかるのか」
http://urx.nu/9GCK
『日本経済新聞』(14/06/04)編集委員佐藤賢
「新国立競技場『新築より改修を』60%」
http://urx.nu/9GCN
『東京新聞』(14/06/04)森山高至
「新国立競技場 開く『屋根』がはらむ問題」
http://urx.nu/9GCO
『京都新聞』(14/06/04)社説
「新国立競技場 成熟国家に似合わない」
『毎日新聞』(14/06/16)松原隆一郎
「『記憶』のリセットより再生を」
http://urx.nu/9PMx
『東京新聞』(14/06/16)中村桂子
「緑と文化を壊す新国立競技場 建設やめて改修の道を」
『東京新聞』(14/06/16)
「新国立の巨大な壁 槇さん『沈黙の館だ』計画断念訴えシンポ」
http://urx.nu/9GNI
『産經新聞』(14/06/18)
「現国立競技場を高く誤記 JSC、意図的改竄は否定」
http://urx.nu/9GCR
共同通信配信(14/06/19)
「新国立競技場建設 民意反映させる機会を」
共同通信配信(14/06/23)編集委員小沢剛
「新国立競技場 五輪とW杯二重目的の建設計画 大事な一兎を追うべきだ」
『朝日新聞』(14/06/25)森まゆみ
「国立競技場 引き返す勇気を」http://urx.nu/9GCU
○会場計画について:
見直したかったのは、我々の方だ。
IOCは招致段階から改善の余地があるとわかっていた。
既存の会場や仮設の施設を使うことで、より持続可能な形で大会を開ける。
○招致段階の約束を破ることにならないかの質問に:
そんなことはない。
大会後により活用できる遺産となるのであれば、
コスト削減のために会場を変えることを手助けする
○国立競技場の改築案に反対があることに対して:
それは避けられない。
大事なことは反対する人々と関わりを持ち対話することだ。
*詳細は左をご参照ください。
*参考:新国立競技場関連記事
『朝日新聞』(14/05/25)社説
「国立競技場立ち止まり議論し直せ」(和英併記)
http://urx.nu/9GCD
『日本経済新聞』(14/06/01)春秋
「ゴール急ぐな 新競技場づくり」
http://urx.nu/9GCH
『毎日新聞』(14/06/01)社説
「新国立競技場、一体いくらかかるのか」
http://urx.nu/9GCK
『日本経済新聞』(14/06/04)編集委員佐藤賢
「新国立競技場『新築より改修を』60%」
http://urx.nu/9GCN
『東京新聞』(14/06/04)森山高至
「新国立競技場 開く『屋根』がはらむ問題」
http://urx.nu/9GCO
『京都新聞』(14/06/04)社説
「新国立競技場 成熟国家に似合わない」
『毎日新聞』(14/06/16)松原隆一郎
「『記憶』のリセットより再生を」
http://urx.nu/9PMx
『東京新聞』(14/06/16)中村桂子
「緑と文化を壊す新国立競技場 建設やめて改修の道を」
『東京新聞』(14/06/16)
「新国立の巨大な壁 槇さん『沈黙の館だ』計画断念訴えシンポ」
http://urx.nu/9GNI
『産經新聞』(14/06/18)
「現国立競技場を高く誤記 JSC、意図的改竄は否定」
http://urx.nu/9GCR
共同通信配信(14/06/19)
「新国立競技場建設 民意反映させる機会を」
共同通信配信(14/06/23)編集委員小沢剛
「新国立競技場 五輪とW杯二重目的の建設計画 大事な一兎を追うべきだ」
『朝日新聞』(14/06/25)森まゆみ
「国立競技場 引き返す勇気を」http://urx.nu/9GCU
2014年07月03日
集団的自衛権行使容認について 元自衛官から
街頭にて 元自衛官 泥 憲和さんより
突然飛び入りでマイクを貸してもらいました。 集団的自衛権に反対なので、その話をします。 私は元自衛官で、防空ミサイル部隊に所属していました。 日本に攻めて来る戦闘機を叩き落とすのが任務でした。
いま、尖閣の問題とか、北朝鮮のミサイル問題とか、不安じゃないですか。 でも、そういったものには、自衛隊がしっかりと対処します。 自衛官は命をかけて国民をしっかり守ります。 そこは、安心してください。
いま私が反対している集団的自衛権とは、そういうものではありません。 日本を守る話ではないんです。 売られた喧嘩に正当防衛で対抗するというものではないんです。 売られてもいない他人の喧嘩に、こっちから飛び込んでいこうというんです。 それが集団的自衛権なんです。
続き。。。。
突然飛び入りでマイクを貸してもらいました。 集団的自衛権に反対なので、その話をします。 私は元自衛官で、防空ミサイル部隊に所属していました。 日本に攻めて来る戦闘機を叩き落とすのが任務でした。
いま、尖閣の問題とか、北朝鮮のミサイル問題とか、不安じゃないですか。 でも、そういったものには、自衛隊がしっかりと対処します。 自衛官は命をかけて国民をしっかり守ります。 そこは、安心してください。
いま私が反対している集団的自衛権とは、そういうものではありません。 日本を守る話ではないんです。 売られた喧嘩に正当防衛で対抗するというものではないんです。 売られてもいない他人の喧嘩に、こっちから飛び込んでいこうというんです。 それが集団的自衛権なんです。
続き。。。。
2014年07月01日
「安倍政権への抗議で焼身自殺はかる」 海外メディアの報道を比較
日本の焼身自殺報道はおかしい。
以下は以下は、こちらの記事です。
6月29日に東京・新宿南口で男性が焼身自殺を図った事件を、アメリカのニューヨーク・タイムスやイギリスのBBCなど、海外メディアも続々報じた。各メディアががどのように報じたのか、下記に紹介する。
■フィナンシャル・タイムズ(イギリス)
イギリスのフィナンシャル・タイムズは「安倍政権への抗議者が東京で焼身自殺図る」と題した記事で、日本国憲法の改正手続きを解説。日本国民の半数以上が集団的自衛権に反対しており、憲法の改正は両議院の3分の2位上の賛成を経て国民投票にかけなければいけないとされているが、安倍政権は憲法の解釈を変えようとしているとスペースを割いて報道した。続きはこちら
以下は以下は、こちらの記事です。
6月29日に東京・新宿南口で男性が焼身自殺を図った事件を、アメリカのニューヨーク・タイムスやイギリスのBBCなど、海外メディアも続々報じた。各メディアががどのように報じたのか、下記に紹介する。
■フィナンシャル・タイムズ(イギリス)
イギリスのフィナンシャル・タイムズは「安倍政権への抗議者が東京で焼身自殺図る」と題した記事で、日本国憲法の改正手続きを解説。日本国民の半数以上が集団的自衛権に反対しており、憲法の改正は両議院の3分の2位上の賛成を経て国民投票にかけなければいけないとされているが、安倍政権は憲法の解釈を変えようとしているとスペースを割いて報道した。続きはこちら
焼身自殺(未遂)が大ニュースにならない??
昨日の夕方のテレビでは扱っていましたが、今朝の新聞朝刊では目につかないようなちっちゃな記事だったそうですね。朝のテレビでも見かけませんでした。
未遂だったとしても、焼身自殺はショッキングな事件です。しかも、自殺の目的が「集団自衛権行使を可能にするために、安倍内閣が勝手に憲法を解釈改憲するという異常事態への抗議」です。
どう考えても、阿部内閣によるマスコミへの言論統制があったとしか思えません。明日の閣議決定前に、反対の声が盛り上がるのをなんとしても抑えたいのでしょう。
そういえば、都議会のセクハラやじ事件も、集団自衛権問題に関心を向けないよう、国民の目をほかに向けさせるためだったという声も広がっていまっています。
未遂だったとしても、焼身自殺はショッキングな事件です。しかも、自殺の目的が「集団自衛権行使を可能にするために、安倍内閣が勝手に憲法を解釈改憲するという異常事態への抗議」です。
どう考えても、阿部内閣によるマスコミへの言論統制があったとしか思えません。明日の閣議決定前に、反対の声が盛り上がるのをなんとしても抑えたいのでしょう。
そういえば、都議会のセクハラやじ事件も、集団自衛権問題に関心を向けないよう、国民の目をほかに向けさせるためだったという声も広がっていまっています。