2014年09月
2014年09月30日
2年ぶりの孫娘との再会
バークレイに住む孫娘と2年ぶりの再会です。
週5日も泳いでいるそうで、腕も太腿も筋肉でパンパン、中学時代の娘と重なります。
婿殿がアメリカでは食べられないおいしいお寿司を食べたいということで、娘がネットで選んだのが東上野の鮨 百万石、久々においしいお寿司をご馳走になりました。
板前さんの背後はレトロな冷蔵庫。
孫娘は学校を休んで両親の出張(シンガポールと東京)についてきたのですが、休暇中のレポートを提出すると出席扱いされるそう。
ということで、本日のレポートは氷で冷やす電気を使わない冷蔵庫。
婿殿と孫は先に帰国、娘だけ残ってもう少し仕事だそうです。
2014年09月26日
カーブスにでも行って腹筋をつけろ!
年に2−3回抗生物質を頼る体調を何とかしようと、今回は漢方を取入れた総合医(町医者)に行ってみました。診断は
慢性鼻炎を直そう。
白血球が常時、鼻、喉で戦っているから他の細菌の侵入に対する免疫力が落ちる。
カーブスにでも行って腹筋をつけろ!
腹筋がないから内臓が下がる。膀胱も下がから菌が侵入しやすくなる。
ということで、自宅近くのカーブスに入会しました。
写真のようのマシーンが円に配置してされ、隅にストレッチスペースがあるだけです。
マシーン30秒+足踏み30秒=1分
マシーン13台で13分、2周で26分
ストレッチ 4分
合計30分のトレーニング
お風呂もシャワールームもなく一休みするソファーもない。入って出るまで35分。
それでも、同じ音楽、アナウンスで回りながら向き合って運動するのでたのしい雰囲気。
こらなら私でも続くかもしれない。
2014年09月17日
舞妓はレディ……日本舞踊の振付と指導は花柳竜真さんです
舞妓はレディをみてきました。
マイフェアレディの日本版です。
素人から選ばれ上白石萌音さんの純で可愛い舞妓さん、バレリーナの草刈民代さんの粋のいい芸者っぷり、芸達者な脇役のみなさん、心が和む楽しい映画です。
日本舞踊の振付と指導は大江戸東京音頭のお手本の動画でお馴染みの花柳竜真さんです。
マイフェアレディの日本版です。
素人から選ばれ上白石萌音さんの純で可愛い舞妓さん、バレリーナの草刈民代さんの粋のいい芸者っぷり、芸達者な脇役のみなさん、心が和む楽しい映画です。
日本舞踊の振付と指導は大江戸東京音頭のお手本の動画でお馴染みの花柳竜真さんです。
高校紛争 1969-1970
高校紛争1969-1970は70年安保の時期の高校の紛争の記録。
集会やデモ、卒業式の妨害、学校をバリケード封鎖、機動隊に火炎瓶。高校生たちは何を要求したのか。学校はどういう対応をしたのか。
美食家の文化大革命のところを読んでいたから、団体交渉を求める学生に軟禁状態にされ体調を崩した校長と部下から自己批判させられた主人公が重なる。大学に進学せず工場労働者になった下降と農村への下放が重なる。
そう言えば私が大学に入ったのは1979年、赤本(毛沢東語録)もあったし、ノートをとるのに便利だからと中国語の簡体字を使う学生もいた。
集会やデモ、卒業式の妨害、学校をバリケード封鎖、機動隊に火炎瓶。高校生たちは何を要求したのか。学校はどういう対応をしたのか。
美食家の文化大革命のところを読んでいたから、団体交渉を求める学生に軟禁状態にされ体調を崩した校長と部下から自己批判させられた主人公が重なる。大学に進学せず工場労働者になった下降と農村への下放が重なる。
そう言えば私が大学に入ったのは1979年、赤本(毛沢東語録)もあったし、ノートをとるのに便利だからと中国語の簡体字を使う学生もいた。
2014年09月14日
美食家.…食から見た中国革命
昨年、中国語読書会に入会した。週1回、先生はなし、自分たちだけで中国語の本を読む。10年以上も続いているそう。私の中国力ではついていくのがたいへんなのだけれど、取り上げる本が面白く楽しんでいる。
前回読んだ「第七天」は今の中国。今読んでいる「美食家」は、国共内戦の終結時期から、大躍進、文化大革命の終了あたりまで。舞台は蘇州、中国料理の専門語や方言、北京語とは違う表現が多く、私の中国語力ではついていけない。
ということで、ズルをして日本語に訳の「美食家」を買ってしまった。絶版になっており、Amazonで最安値の中古本、確か4,000円くらいだった。
主人公は食べることにしか興味がない美食家と共産党政権下で蘇州の有名料理店の経営を担うことになった若者。食をテーマにあの波乱の時代の中国社会を書いている。
作者自身も十年近く「下放」され辛酸なめにあったそうだけれど、登場人物への目線が温かく、ユーモアもある。小説としてだけでなく、中国料理通の必読書、歴史資料としても面白い。
やっぱり価値がある本、今の最安値は7,500円。
文庫本になればいいのに。。。
前回読んだ「第七天」は今の中国。今読んでいる「美食家」は、国共内戦の終結時期から、大躍進、文化大革命の終了あたりまで。舞台は蘇州、中国料理の専門語や方言、北京語とは違う表現が多く、私の中国語力ではついていけない。
ということで、ズルをして日本語に訳の「美食家」を買ってしまった。絶版になっており、Amazonで最安値の中古本、確か4,000円くらいだった。
主人公は食べることにしか興味がない美食家と共産党政権下で蘇州の有名料理店の経営を担うことになった若者。食をテーマにあの波乱の時代の中国社会を書いている。
作者自身も十年近く「下放」され辛酸なめにあったそうだけれど、登場人物への目線が温かく、ユーモアもある。小説としてだけでなく、中国料理通の必読書、歴史資料としても面白い。
やっぱり価値がある本、今の最安値は7,500円。
文庫本になればいいのに。。。
2014年09月11日
九月、東京の路上で
69の会のゲストスピーカーは「九月、東京の路上で」の著者加藤直樹さんでした。
関東大震災は1923年(大正12年)9月1日、地震に続き燃え続ける猛火。朝鮮人が爆発物を仕掛けたとか、大挙して暴動を起こしたとか。噂は噂を呼び真実味を帯びて広がり、新聞までもが信じて報道し、大量殺戮になってしまった。
加藤直樹さんは、
「この本にはすでに発表されている当時の写真は使っていない。当時とは全く変わってしまった東京の路上に立ち、そこで何か起こったかを取材した。過去の歴史ではなく、レイシズム、ヘイトスピーチを許してしる今の日本の問題して読んでほしい。」
とおっしゃってました。
関東大震災は1923年(大正12年)9月1日、地震に続き燃え続ける猛火。朝鮮人が爆発物を仕掛けたとか、大挙して暴動を起こしたとか。噂は噂を呼び真実味を帯びて広がり、新聞までもが信じて報道し、大量殺戮になってしまった。
加藤直樹さんは、
「この本にはすでに発表されている当時の写真は使っていない。当時とは全く変わってしまった東京の路上に立ち、そこで何か起こったかを取材した。過去の歴史ではなく、レイシズム、ヘイトスピーチを許してしる今の日本の問題して読んでほしい。」
とおっしゃってました。
2014年09月09日
憲法9条と自衛隊ー80代、90代の方たちで立ち上げた護憲の会
「憲法改正はしたくない。でも、自衛隊にも期待したい。」
そう考える人が増えています。
護憲派が非武装中立に拘っている間に、集団自衛権行使容認が閣議決定され、関連法ができれば実質改憲です。
こういう状況に緊迫感を持ち、南方戦線を生き残った90代の方が事務局を担い、学徒動員で入隊したけれど出撃しなかった方がペーパー原案執筆者になって、新たに《完全護憲の会》を立ち上げられました。
このペーパー原案では、自衛隊を国連軍にすることで9条2項をクリアすることになっていました。理想的な国連軍創設を期待したいお気持ちはわかりますが反対意見が多く、取り下げられ新たに議論中です。
写真は第47代内閣総理大臣 芦田均 です。憲法草案作成時の日本政府側の憲法草案作成小委員会の委員長です。
古い話ですが、大学の憲法講義で芦田修正を学びました。芦田小委員会は
「9条2項の戦力の不保持の前に『前項の目的を達成するため』を加え、2項で不保持としている戦力は1項で言う『国権の発動たる戦争』『国際紛争を解決する手段としての武力』であり、自衛のための戦力までは否定いない」
ことにし、将来、自衛のための戦力を持てる道を残した。
というものです。
自民党の立場は芦田修正を無視し、憲法が如何に戦力の不保持を宣言しようとも、国家には自衛する権利があり、自衛のための戦力保持は否定されない。
としているようです。
9条2項があらゆる戦力の不保持を宣言しているする限り、自衛隊の存在を肯定する憲法解釈は無理があります。護憲派がここに拘ってきたことで勢力を弱めてしまった。
法学博士であり、外交経験が豊かだったという芦田均が、なぜ、「前項の目的を達成するため」という文言を加えたかを考えて素直に条文を読めば、「日本の領土を侵略された場合に備える武力は放棄されていない」となるのではないでしょうか。芦田修正を確認してみてください。
芦田修正とは
そう考える人が増えています。
護憲派が非武装中立に拘っている間に、集団自衛権行使容認が閣議決定され、関連法ができれば実質改憲です。
こういう状況に緊迫感を持ち、南方戦線を生き残った90代の方が事務局を担い、学徒動員で入隊したけれど出撃しなかった方がペーパー原案執筆者になって、新たに《完全護憲の会》を立ち上げられました。
このペーパー原案では、自衛隊を国連軍にすることで9条2項をクリアすることになっていました。理想的な国連軍創設を期待したいお気持ちはわかりますが反対意見が多く、取り下げられ新たに議論中です。
写真は第47代内閣総理大臣 芦田均 です。憲法草案作成時の日本政府側の憲法草案作成小委員会の委員長です。
古い話ですが、大学の憲法講義で芦田修正を学びました。芦田小委員会は
「9条2項の戦力の不保持の前に『前項の目的を達成するため』を加え、2項で不保持としている戦力は1項で言う『国権の発動たる戦争』『国際紛争を解決する手段としての武力』であり、自衛のための戦力までは否定いない」
ことにし、将来、自衛のための戦力を持てる道を残した。
というものです。
自民党の立場は芦田修正を無視し、憲法が如何に戦力の不保持を宣言しようとも、国家には自衛する権利があり、自衛のための戦力保持は否定されない。
としているようです。
9条2項があらゆる戦力の不保持を宣言しているする限り、自衛隊の存在を肯定する憲法解釈は無理があります。護憲派がここに拘ってきたことで勢力を弱めてしまった。
法学博士であり、外交経験が豊かだったという芦田均が、なぜ、「前項の目的を達成するため」という文言を加えたかを考えて素直に条文を読めば、「日本の領土を侵略された場合に備える武力は放棄されていない」となるのではないでしょうか。芦田修正を確認してみてください。
芦田修正とは
読むための日本国憲法
東京新聞現役の政治部記者が書いた憲法読本「読むための日本国憲法」です。
重要な条文を詳しく説明する憲法の入門書ではありません。
全ての条文をひとつひとつ公平に私たちの生活に即して解説しています。
憲法制定時の修正議論、解釈、判例、エピソードなどわかりやすく書いています。
自民党の改正案にも触れており、現行憲法と比較できるようになっています。
執筆の時期から、安倍内閣の集団自衛権行使容認には触れていません。
続きを読む
重要な条文を詳しく説明する憲法の入門書ではありません。
全ての条文をひとつひとつ公平に私たちの生活に即して解説しています。
憲法制定時の修正議論、解釈、判例、エピソードなどわかりやすく書いています。
自民党の改正案にも触れており、現行憲法と比較できるようになっています。
執筆の時期から、安倍内閣の集団自衛権行使容認には触れていません。
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『イスラム国』登場で大混乱なったイラクから帰国したばかりの高遠菜穂子さんの報告
IWJが主催するクロストークカフェに初めて参加しました。
「『イスラム国(IS)』の唐突な登場の衝撃!大混乱に陥ったイラクから前夜遅く帰国した高遠菜穂子さんの報告!!」
動画は有料会員にのみ公開されます。
写真右がイラクで人質になったあの高遠菜穂子さん、今も現地に入ってイラク支援を続けています。
中央は東京外大教授青山弘之さん、左がIWJの主宰者:岩上安身さんです。
≪高遠さんの報告≫
『イスラム国』に参加している人たちはイラク人ばかりでない。(アメリカ人記者を殺したのはイギリス人だった)
『イスラム国』参加者の宗教的立場も一律ではくイスラム過激派とひとくくりにできない。(占領後、街をきれいにし、イスラム教を強制せず、整然と統治した例も。後にメンバーが変わったのかイスラム教を強制。)
毎週金曜日に整然と反政府デモをしてきた街がテロ集団として政府軍から攻撃され、連日、死者が出ている。
今年のはじめ頃から、政府軍にも死者が増え、遺体で戻ってきた政府軍家族の憎悪感が高まり、かつては、マスコミで報道されているような宗教対立ではなく、政府と反政府の対立だったものが、急激に宗教対立、民族対立に変わっており、普通の市民の口から激しいヘイト暴言が出ている。
穏やかに暮らしていたキリスト教徒イラク人が着の身着のまま逃げて来ており、教会も学校も満杯で収容できず、援助の手が届かない工事現場で暮らしていたり。
。。。。。。
アメリカはヨーロッパと組んで『イスラム国』攻撃を考えているようです。
そうなれば、アメリカは自衛隊にもイラク派遣を要求する。
集団自衛権行使ができるとなれば、自衛隊は多国籍軍に加わり、軍隊として戦わざるを得なくなる。
テロと疑いのある人をひとりを殺すために、一般のイラク人を何十人、何百人も殺戮する。
殺された人たちの家族から日本が憎悪される。
「あの時、自衛隊が救出に来たら、私は殺されていた。」
高遠さんが何処かで言っておられました。
「『イスラム国(IS)』の唐突な登場の衝撃!大混乱に陥ったイラクから前夜遅く帰国した高遠菜穂子さんの報告!!」
動画は有料会員にのみ公開されます。
写真右がイラクで人質になったあの高遠菜穂子さん、今も現地に入ってイラク支援を続けています。
中央は東京外大教授青山弘之さん、左がIWJの主宰者:岩上安身さんです。
≪高遠さんの報告≫
『イスラム国』に参加している人たちはイラク人ばかりでない。(アメリカ人記者を殺したのはイギリス人だった)
『イスラム国』参加者の宗教的立場も一律ではくイスラム過激派とひとくくりにできない。(占領後、街をきれいにし、イスラム教を強制せず、整然と統治した例も。後にメンバーが変わったのかイスラム教を強制。)
毎週金曜日に整然と反政府デモをしてきた街がテロ集団として政府軍から攻撃され、連日、死者が出ている。
今年のはじめ頃から、政府軍にも死者が増え、遺体で戻ってきた政府軍家族の憎悪感が高まり、かつては、マスコミで報道されているような宗教対立ではなく、政府と反政府の対立だったものが、急激に宗教対立、民族対立に変わっており、普通の市民の口から激しいヘイト暴言が出ている。
穏やかに暮らしていたキリスト教徒イラク人が着の身着のまま逃げて来ており、教会も学校も満杯で収容できず、援助の手が届かない工事現場で暮らしていたり。
。。。。。。
アメリカはヨーロッパと組んで『イスラム国』攻撃を考えているようです。
そうなれば、アメリカは自衛隊にもイラク派遣を要求する。
集団自衛権行使ができるとなれば、自衛隊は多国籍軍に加わり、軍隊として戦わざるを得なくなる。
テロと疑いのある人をひとりを殺すために、一般のイラク人を何十人、何百人も殺戮する。
殺された人たちの家族から日本が憎悪される。
「あの時、自衛隊が救出に来たら、私は殺されていた。」
高遠さんが何処かで言っておられました。
2014年09月06日
現地語でカンボジアの伝統医療の本をつくろう
カンボジアの小学校に薬草園を作るプロジェクトに参加しました。進捗状況の報告にはいつも子供達の笑顔があり、報告いただけるのが楽しみでしした
今度は、英語、日本語の伝統医療の研究記録をクメール語の本にするプロジェクトがスタートしました。途上国の人たちが安易に現代医療に頼るのは残念ですから、現地語の伝統医療の本は作るのは大賛成。今度のプロジェクトにも寄付参加しました
プロジェクトのサイトはこちら
今度は、英語、日本語の伝統医療の研究記録をクメール語の本にするプロジェクトがスタートしました。途上国の人たちが安易に現代医療に頼るのは残念ですから、現地語の伝統医療の本は作るのは大賛成。今度のプロジェクトにも寄付参加しました
プロジェクトのサイトはこちら