2015年07月
2015年07月04日
カラスが白いと言われたときに、それは間違いだという政治家の勇気をみんなが持っているかどうかが問題です
集団的自衛権に反対しているのは昨年7月の閣議決定より、もっと前からなんですよ。安倍首相が小松一郎さんという外務省あがりの人を内閣法制局長官にして、今までは違憲だとされていた集団的自衛権を、憲法解釈を変更することで行使できると言い出した
〜抜粋〜みなさんはヒトラーやムッソリーニは2度と現れないと思われているかもしれないが、民主主義というのは、みんなで守り育てていかないといつでもファシズムになる危険性がある。
例えば昨年、施行された特定秘密保護法。28年前に谷垣禎一議員や我々が反対して、スパイ防止法を廃案にしました。だから私は特定秘密保護法も当然反対してくれるだろうと思っていましたが、残念ながら反対に回ってもらえなかった。
昨年3月の公務員法の改正では、上位600人の人事権をすべて官邸に持っていったので、ほとんどの官僚が正論と本音を言えなくなってしまった。
また小選挙区制の導入により選挙の公認、比例、カネと人事をすべて党の幹部に握られた。小泉元首相が郵政選挙で刺客まで出したために、時の総理のやろうとすることに反対したら対抗馬を立てられるのではないか、公認をもらえないのではないか、ポストももらえないのではないかと、自民党の国会議員のトラウマになってしまったのです。
しかし、カラスが白いと言われたときに、それは間違いだという政治家の勇気をみんなが持っているかどうかが問題です。政治家としての良心、信念があるかどうか。
〜抜粋〜みなさんはヒトラーやムッソリーニは2度と現れないと思われているかもしれないが、民主主義というのは、みんなで守り育てていかないといつでもファシズムになる危険性がある。
例えば昨年、施行された特定秘密保護法。28年前に谷垣禎一議員や我々が反対して、スパイ防止法を廃案にしました。だから私は特定秘密保護法も当然反対してくれるだろうと思っていましたが、残念ながら反対に回ってもらえなかった。
昨年3月の公務員法の改正では、上位600人の人事権をすべて官邸に持っていったので、ほとんどの官僚が正論と本音を言えなくなってしまった。
また小選挙区制の導入により選挙の公認、比例、カネと人事をすべて党の幹部に握られた。小泉元首相が郵政選挙で刺客まで出したために、時の総理のやろうとすることに反対したら対抗馬を立てられるのではないか、公認をもらえないのではないか、ポストももらえないのではないかと、自民党の国会議員のトラウマになってしまったのです。
しかし、カラスが白いと言われたときに、それは間違いだという政治家の勇気をみんなが持っているかどうかが問題です。政治家としての良心、信念があるかどうか。