2005年10月28日

全ては外部要因ではなく内部要因

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 今日の(社)日住協の勉強会の勉強会は株式会社東栄住宅社長の佐々野俊彦氏の「本音で語る私の経営哲学」でした。

 同社の創業は昭和26年とありますが、昭和54年に資本金30万円の会社を一人で引き受け、平成14年に1部上場させ、今日まで成長させたのが佐々野社長なのだそうです。いろいろお聞きできましたが、特に印象に残ったのは、「全ては外部要因ではなく内部要因、問題はで外で起こっているのではなく、問題の原因は社内にある。」ということでした。そして、「唯一の外部要因はバブルの崩壊。崩壊時点の在庫は205億、それを即売ってしまうもの、翌年に売るもの、最終処理でいいものに分け、3年で売り切った。初年度平成4年決算では10億の損切をしたけれど、5億の税金還付を受け、平成5年、6年は利益は出す程度の損切で収めたそうです。あれから10年以上地価は下がり続け、ようやくここで下げとまった感ありです。あれだけ大きかった外部要因による損害をたった3年で損切した決断は凄いですね。



kumie62 at 20:53│Comments(0)TrackBack(0)clip!その他 

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