2006年02月13日

37件の裁判の被告としてカルト教団と闘った人の話

昨年、東証一部に上場を果たした会社の創業者にロータリー例会の卓話をお願いしました。インターネット上に公開されている「上場にあたっての会社資料」には、彼がカルト教団の信者であった時期があることが書いてありましたが、カルト宗教の信者だった過去は隠されたい方が多いので、そのことには触れずに話されるのかと思ったのですが、彼は、

大学時代にカルト宗教に入り親から勘当されたこと、
教団のやっている「販売活動」が苦手なので、理系の学生信者たちとコンピューター会社を創ったこと、
利益が大きくなったてきたら、教団幹部を社長としを送り込むと言われ、「教団は株主ではない。」と教団と対決宣言をしたこと、
教団と対決するにあたり、教団と敵対したくない従業員には退職金を増額して送りだしたこと、
教団と決別を決意して残った従業員も妻が信者だったりで簡単ではなかったこと、
退職せず、残った従業員にオルグをかける信者従業員を懲戒免職にしたこと、
懲戒免職にした信者からは不当労働行為として中労委に訴えられたこと、
合計37件の裁判を起こされ、被告として戦い続けたこと
昨年暮れ、その37件目の裁判に勝ったこと
等々、具体的に話されました

 彼と知り合ったのは、カルト教団と戦っている友人の弁護士事務所の忘年会でしたから、私は「そういうこともあったのだろう。。。。」と推測できたのですが、いきなりこういう話を聞いた方はちょっと驚かれたようでした。

 彼は、最後に、「せっかくだから、少し好きな話をさせて」とホワイトボードを使って数学の話をされました。残る人生は、子供たちに数学の面白さ、美しさを伝えたいのだそうです。

kumie62 at 23:32│Comments(0)TrackBack(0)clip!その他 

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