2007年02月14日

第二の収穫が日本の貧困を救う

a96ded77.jpg中小企業家同友会新宿支部の≪ランチ デ トーク≫のスピーカーはNPO法人セカンドハーベストジャパン理事長チャールズ・マクジルトン氏(写真左、右は昨年採用した専従職員の事務局長)でした。
「30%の食料を消費せず廃棄する大領消費を超えた大量浪費社会日本で貧困にあえぐ人々を救う!」
活動をされています。

市場に流通させるには、賞味期限が短くなったもの、
明日は店頭にならべることができない売れ残りのパン、野菜、果物
ラベルが汚れ、市場に流通できない缶詰や瓶詰め食品、
抽選応募用のシールを剥がしたら包装に穴が開いたと苦情が来たため、中味は問題ないのに全品の回収を余儀なくされたもの
等々、廃棄処分されるものを寄贈してもらい、各地で給食活動をしている慈善団体に届けています。同NPO自身でも2箇所で炊き出し活動をしています。

マクジルトン氏は海軍軍人として来日し、山谷に住み込んだりした経験を経て、アメリカで定着しているフードバンクの考え方を日本で実践し、現在は、専用の倉庫、専用のトラック、専従職員2名を持てる組織になったそうです。
アメリカでは専従職員が100人を超えるNPO法人のフードバンクがあり、レスランなどの調理済みの食材の回収、再利用システムもできているそうですが、日本の企業には理解されにくく、支援企業名の多くは外資系ですね。




kumie62 at 17:27│Comments(0)TrackBack(0)clip!

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔