2007年04月02日

新しいオフィスに新入社員

04c0dfb2.jpg 当社は新卒を採用していないので、世間の会社のように、4月の入社式というのはないのですが、今年は新人を迎えました。社会人としての経験は十数年ありますがとても緊張しています。彼女の緊張は「ウェスタで再出発しよう!」という気持ちの強さの現れでしょう。

 雑誌アエラに、フィギアスケートのコーチ、ニコライ・モロゾフ氏のインタビュー記事がありました。トリノ五輪では、引退も視野にあった荒川静香を復活させて金メダル、今年の世界フィギアスケート選手権では、トリノで惨敗した安藤美姫、高橋大輔を金メダル、銀メダルに輝かせています。
 「あなたの再生手法は、ビジネスの現場でも参考になりそうです。もし、企業で伸び悩む部下がいたら、どんなコーチングをしますか?」
 という記者の質問へモロゾフ氏は、
 「大事なのは自分の仕事に対し、情熱、愛情、そして忍耐力があるかどうか。それがあるなら、人が休んでいる時間も、一生懸命働くこと。自分がこれだけ一生懸命やてきたという自信が持てれば、自ずと道が開けるのではないでしょうか。」
 でした。
 
 同感です。この仕事で生きていこう!と新しい仕事を選んだのなら、1〜2年は、自分を甘やかさず、少々の気分転換以外の時間の全てを仕事に向けて頑張ってみることです。
 子育て中などで長時間働くことが難しい場合は、仕事の密度を濃くする。時間をかけることが無理なら期間をかける。でしょうか。

 このインタービューでは、いいコーチの条件についても質問しています。彼の答えは、
「自分の時間のほぼ100%を教え子のために費やす生活であり、そうでなければ選手との信頼関係は築けません。。。」
 これを企業の管理職に要求するのは無理ですね。

kumie62 at 22:11│Comments(0)TrackBack(0)clip!女性と仕事 

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