2008年01月22日

難民のリーダーの半分は女性に。。。。

nemoto ロータリーの例会でUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の日本事務所の事務局長の根本かおるさんに卓話をいただきました。最初に、国連難民高等弁務官だった緒方貞子さんからの映像のご挨拶がありました。緒方貞子さんは、日本のロータリークラブから外国に派遣された2人目の奨学生だったそうです。
 
 ネパールやアフガニスタンなどの地域の難民には夫を戦争でなくした母子が多く、難民の女性と子供が8割を占めているそうです。そのため、UNHCRの事務局スタッフも3分の2が女性だそうです。難民のリーダーの半分も女性にしているそうです。

 根本さんたちが考えている難民の救済は、助けを求めて来る人々を救済するのではななく、には難民との「共生」を考えており、彼らの潜在力、ハングリーさから来るエネルギー、尊厳に共感し、共に生きる方法を探っているそうです。

 根本さんの経歴は、テレビ朝日アナウンサーから政治担当の記者を経て米国コロンビア大学大学院に留学、UNHCRトルコ事務所、アフリカ中部のブルンジ、コソボ、ネパール、ダマク駐在を経験されています。
 ご結婚されたのはUNHCRに入ってからで、難民支援に世界を飛び回る妻と専ら国内の夫ととのカップルだそうです。
 根本さんの活躍については、サイトewomanの対談に詳しく掲載されています。


kumie62 at 14:28│Comments(0)TrackBack(0)clip!

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