2008年10月04日

第8回 不動産セミナー「ゲストハウス、シェアハウスとは」

d80f1364.JPGNPO不動産女性会議では、
「長生きするのは女性たち、女性のための不動産講座」
と題して、高齢者周辺の問題を取り上げて不動産セミナーを開催してきましたが、第8回不動産セミナーは、若い世代に目を向け、20代、30代の女性たちの利用が増えてきているゲストハウスをテーマにしました。
講師は、中野、新宿等で8棟のゲストハウスを運営しているチューリップ不動産代表:水谷紀枝さんとフォレストハウス広尾というゲストハウスを運営している森きよみさんです。いずれも女性専用のゲストハウスです。

ゲストハウスは、個室部分は極力狭く押さえ、リビング、キッチン、浴室、トイレなどはみんなで使用するというものです。一軒の家を5、6人〜10、12人の入居者で使います。
鍋釜などの調理器具も洗濯機やテレビなども備え付けられていますから、スーツケース一つで引越しできます。
一人でワンルームを借りることを考えればゲストハウスの家賃は大幅に安い上、1〜3万円の保証金のみで、権利金、敷金、仲介手数料も不要です。

不動産賃貸業でもなく、ホテル、旅館業でもなく、寮でもなく、法律的には曖昧なのですが、セミナーのサブタイトルに
「若者たちにみる昔のコミュニティの再現」
とあるように、一人で暮らすより仲間がほしいという若者が増えているようです。

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