2009年12月13日

前進座公演「法然と親鸞」



 前進座特別公演「法然と親鸞」を見てきました。法然上人は中村梅之助、親鸞聖人は嵐圭史です。恵信尼役の今村文美さんたちに大江戸東京音頭を踊っていただいたご縁で前進座のお芝居は時々楽しませていただいています。真言宗の家庭で育った私には浄土宗入門のような分かりやすい舞台でした。

 「法然と親鸞」は法然上人800回忌・親鸞聖人750回忌・記念の舞台で2008年から上演しており、2010年も全国各地で公演するようです。
 今回の青山劇場公演は11月15日から12月15日です。中村梅之助さんのプロフィールには1945年入団とあります。入団後64年ということは80才を超えている?長台詞で出ずっぱりの舞台で1ヶ月の公演はお疲れではないかとちょっと気になりました。後二日、頑張ってください。

 私の隣席はおひとりでいらした93才の老婦人でした。中村梅之助さん、嵐圭史さんの台詞には村人たちと一緒にお坊様の説教をお聞きするように頷き、俳優さんたちと一緒に「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」と数珠をかけた手を合わせておられます。やっぱり日本は仏教の国だったようです。

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