2010年09月15日
さいたまゴールドシアター公演「聖地」
さいたまゴールドシアター公演「聖地」の公演を観てきました。ゴールドシアターは蜷川幸雄率いる中高年の素人劇団、団員数42人、平均年齢71才です。
近未来。安楽死法が施行された日本では、老人は延命医療よりも「最適な死」「りっぱな最期」をのぞむように求められていた。それぞれの場所で追いつめられていく老人たち―。。。。松井 周の書き下ろしです。
深刻なテーマですが、追い詰められていく年代の素人役者が演じるからこそエネルギッシュな舞台になっているのでしょうか。プロンプターの声が大きいのがちょっと気になりましたが、物覚えが悪くなり、耳が聞こえにくくなるのも、登場人物と役者の現実が重なっているようで許されてしまうのがおもしろい。
昨日が初日、26日まで10回公演です。