2011年03月14日

東日本大地震のブシャに参列して。。。矢内由美子さんから

abfd2821.jpg こんにちは。クズザンポラ―。日本の東日本大地震を大変心配しております。3月13日の朝、ティンプーのタシチョ・ゾンで千個のバターランプを灯す追悼のプジャが行われました。 ブータン政府および国王は、地震発生後2日目に国王が、3日目には首相及び官僚達がプジャを行うという異例のスピードと待遇でした。

 タシチョ・ゾンの堂内に座り、15名以上の僧が読経し、そしてバターランプを一緒に灯しました。 参加した方は主に在留日本人の方で、その他にブータンの方もいらしゃいましたが、総勢、100名は超えていたと思います。

 今まで、こんな切実な気持ちで読経を聞いたことがありませんでした。 そして、こんな立派なタシチョ・ゾンの堂内で私達のため、日本のためにプジャを行ってもらえることにも驚き、感謝の気持ちでいっぱいです。

  読経後、今回招いて下さったブータンの方々と一人ひとり、在留日本人の私達が握手をしました。 首相、官房長官、ほとんどの省の大臣や次官、国連、ユニセフ、WHO、世界銀行の代表など、ブータン国の官僚や組織の代表が私達の手を握り、お悔やみや励ましの言葉をそれぞれかけてくだいました。 ブータンがいかに日本をパートナーとして大事にしてくれているか、それだけでなく、心を痛め困っている人に対しての思いやりと慈悲を感じました。

 被災されている方、遠く離れたヒマラヤからも多くの人達が祈っています。祈りが伝わりますように。

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