2014年08月28日

迷走「新国立競技場」 桁外れな巨大施設の試練

imageimage  工事費が当初想定を上回り、規模の縮小を検討するなど二転三転。市民や建築の専門家などからは、計画への疑問や批判の声が相次ぎ、問われる巨大施設の公共性。迷走する「新国立」はどこへ行くのか

 高さ制限15mを75mに変更する前提で募集した設計コンペ。都市計画が大幅に変更するのだから、現状の自然環境、街並み、住民の暮らしへの配慮は全くない設計

 経験したことのない巨大なアーチ構造に建築費用の計算ができず、加えて東北の復興建設で人手不足、建築費の建築費高等も。

 黒字にするための事業計画ではコンサート回数が増え、競技場の芝は年2回全面張り替えとなり、専用の芝畑の確保も必要。 

 役所の収支計画は減価償却がないから、50年後の大規模改修数百億?は子孫の負担。

 近隣住民への説明会では「決まったことだから変更はない」と言われたそうだけれど、これは、近隣住民だけでなく、都民、国民の問題。決まったことだからと、黙って受け入れたら、孫子の代に申し開きができない。



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