2014年12月24日
21世紀の憲法と防衛を考える
「自衛隊を活かす会」の4回目のシンポジウムです。
今回のテーマは「新たな米中関係と日本の安全保障」
パネラーは
植木千可子(早稲田大学教授、国際関係論、安全保障論)
日米中関係をどう見るか…安定のカギとなるのは何か
小原 凡司(東京財団研究員、元海上自衛隊航空指令、中国防衛駐在官)
中国は日本との関係をどうしようというのか…日本はどう対応すべき
伊勢崎賢治(東京外国語大学教授)
中国・インド関係の現状から日本防衛のための教訓を汲み尽くす
会の呼びかけ人のひとり、加藤明氏の〆は
1.日本がアジアで一番という思いは捨てる。
中国は経済力も軍事力も大きくなる。
2.中国の思いは「恥」
中国が日本に蹂躙された100年の屈辱を許したのは、日本がポツダム宣言を受け入れたから。戦前回帰、首相の靖国神社の参拝はポツダム宣言の否定であり中国にとっては「恥」
3.韓国の思いは「恨」
従軍慰安婦問題を謝罪。謝罪して戦略環境を変化させるべき。
従軍慰安婦問題への世界の目は人権問題。慰安婦が強制的に集められたかどうかは問題にしていない。軍が管理する慰安所を設けただけで重大な人権侵害とみる。日本は韓米の手本になるような謝罪をし韓米にも謝罪(韓国も米軍用の慰安所を設けた)してもらう。
4.そして、中国に朝貢していた国が連携しよう。
呼びかけ人以外のパネラーは
植木千可子植木千可子(早稲田大学教授、国際関係論、安全保障論)
小原 凡司(東京財団研究員、元海上自衛隊航空指令、中国防衛駐在官)