2015年10月18日

目のある風景〜夢しぐれ東長崎バイフー寮〜by劇団文芸座

image昭和初期から敗戦にかけて、池袋とその周辺には芸術家たちが集い、芸術の都パリに倣い<池袋モンパルナス>と呼ばれたとか。

舞台は、その中にあった詩人・花岡謙二が営むバイフー寮(培風寮)。
そこで編集者、音楽家、画家達が夢を追い、芸術を探求し、あるいは挫折し。。。時代が戦争へと落下していくなか、バイフー寮の仲間たちも否応なくその渦中に巻き込まれていく。

住人の中でもその力量と芸術への真摯さで存在を際立たせていた画家・靉光が主人公。
戦争賛美画を描けない靉光は、1944年、召集され戦地に赴き、敗戦後の上海で戦病死する。
戯曲題名「目のある風景」は代表作。気味悪いような鋭い目は戦時下に生きる彼自身の苦悩か。
今の日本の状況と重ねてしまう舞台でした。





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