2017年05月31日
信州の戦没画学生慰霊美術館「無言館」に行ってきました
記憶のパレットに書かれた名前は、無言館に展示された方のほか、絵が見つからなかった戦没画学生のお名前も。
無言館に行く手前に第二無言館「傷ついた画布のドーム」があります。ここの天上は丸く高くなっていて、傷みがひどい絵が画布の状態になって、天上いっぱいに貼られています。亡くなった画学生たちが、下界の私たちを見ているような気持ちになります。
無言館の絵については、絵を無言館にお委せいただく際にご遺族からお聞きした絵が描かれた背景を館長の窪島誠一郎氏が書き添えた画集が出版されています。
無言館 戦没画学生「祈りの絵」
無言館を訪ねて 戦没画学生「祈りの絵第二集」
無言館の詩 戦没画学生「祈りの絵第三集」
第二無言館から徒歩15分、前山寺山門脇に夭折の画家の館「デッサン館」があります。山門前にデッサン館バス停も。
無言館の方が圧倒的に展示数が多く迫力もありますので、こちらを先に見た方が良いかもしれません。