2017年07月02日

映画「残像」@岩波ポール を見ました。

90才でなくなったアンジェイ・ワイダ監督の渾身の遺作。

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舞台は第2次世界大戦後、ソビエト連邦下に置かれたポーランド。主人公はスターリンによる全体主義に脅かされながらも、情熱的に創作と美術教育に打ち込む前衛画家ヴリディスリヴ・ストゥシェミンスキ。

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彼は美術大学の教授。彼の美術論の講義はいつも満席。学生たちにも慕われている。しかし、共産党の求める絵を描くことを拒否し解雇され食べるため絵かき職人として働くが解雇され、画家登録も抹消される。画家登録なしには絵の具も買えない。 
教え子の紹介で絵かき職人の仕事を得るが、ここも登録を抹消された画家であることがわかり解雇される。働かないものは配給証をもらえず、食料も買えない。。。。

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離婚した妻との間に娘がいる。その元妻が病死する。娘は母親の言葉に従い、母の病死を父親には知らせず一人て葬儀をすませる。
一時は父の家て暮らして父親の世話をするが、父親の教え子が出入りし、父親の世話をしているのを見て、「ここには居場所がない」と、かつて暮らしていた学生寮に引っ越す。

娘は学校での全体主義的教育に馴染んでいくが、主人公は娘に何言わない。
全体主義に馴染んだ方が生きやすいと思ったからではなく、娘の生き方には口出しすべきてはないということだろう。


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