2017年07月13日

恋知の会7月例会


2017-07-13-13-01-19毎月第2水曜午後は、恋知の会(於:我孫子市白樺教育館)です。
左の写真は、この日のテーマ2はこのCD。柳兼子伝を書いた松崎桂子さんの遺品の中にあった柳兼子さんさんと弟子のプロの声楽家相川マチさんとのレッスンテープのデジタル化。柳兼子さんは90才8ヵ月。90才にしてこの声量、この情熱。
柳兼子さんはドイツに留学し、絶賛され、声楽の神様と称された声楽家。白樺派の柳宗悦と結婚、夫と共に朝鮮半島への同化政策に反対し、自身は軍歌を歌うことを拒否。テーマ1の後で聴いたこともあり、ブレない生き方にも敬服。


2017-07-13-13-11-39テーマ1は武者小路実篤の「大東亜戦争私感」と日本人の思想問題。
武者小路実篤が東京新聞で読まれるべき古典として紹介した戯曲「ある青年の夢」を書いたのは1916年。戦争の愚かさと悲惨と戦争回避のための考察を書いている。

「大東亜戦争私感」の出版は1942年、「ある青年の夢」から26年後。こちらは戦争讚美一色。美しい死を肯定し、尽忠報国の精神にもえるが故に死を恐れなくなるのだとさとし、日本が強いのは日本の国体の御かげ、大事なことは一億一心、銃後の統一である。。。とまだまだ続く。弾圧されて仕方なく書かせられたものではなく、本気だったとしか思えない。

2017-07-13-13-15-27これは東京新聞に掲載された「ある青年の夢」の紹介。この非戦の戯曲を書いた武者小路実篤がどうしてこれほど激しく転向したのか? 敗戦後、その反省も謝罪もなしになかったことにし、世間もそれを受け入れているのか。(白樺教育館の河出書房の武者小路実篤全集には「大東亜戦争私感」があるが、新潮社の武者小路実篤全集は削除している。)


テーマ3は教科書にしている「ブッタと親鸞」を少し。私は信仰心はないけれど、昔からブッタという方は好きでした。恋知(哲学)としてブッタを学ぶ機会を得て、ますます好きになっています。

テーマ2についての武田康弘先生も思索の日記は
http://blog.goo.ne.jp/shirakabatakesen/e/d6577e2b7afd83e2ee8e0d1420431431

kumie62 at 22:21│Comments(0)clip!戦争 | 仏教

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