暮らし

2017年05月31日

信州の戦没画学生慰霊美術館「無言館」に行ってきました

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記憶のパレットに書かれた名前は、無言館に展示された方のほか、絵が見つからなかった戦没画学生のお名前も。

無言館に行く手前に第二無言館「傷ついた画布のドーム」があります。ここの天上は丸く高くなっていて、傷みがひどい絵が画布の状態になって、天上いっぱいに貼られています。亡くなった画学生たちが、下界の私たちを見ているような気持ちになります。 

無言館の絵については、絵を無言館にお委せいただく際にご遺族からお聞きした絵が描かれた背景を館長の窪島誠一郎氏が書き添えた画集が出版されています。
無言館 戦没画学生「祈りの絵」
無言館を訪ねて 戦没画学生「祈りの絵第二集」
無言館の詩 戦没画学生「祈りの絵第三集」

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第二無言館から徒歩15分、前山寺山門脇に夭折の画家の館「デッサン館」があります。山門前にデッサン館バス停も。
無言館の方が圧倒的に展示数が多く迫力もありますので、こちらを先に見た方が良いかもしれません。




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2017年05月02日

マンションのエントランスです。

imageマンションのエントランスです。子供たちが巣立った住民が多いから、しまい込まれ五月人形も多いでしょう。


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2017年04月22日

たけのこ掘り初体験@戸塚区舞岡

自然を食べる会の竹の子掘りに参加しました。場所はJR戸塚から地下鉄1駅舞岡から数分という都会の中の農家の裏山です。

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昼食は取り立ての竹の子で料理。本日のメニューは、 竹の子のカルパッチョ、竹の子の天ぷら、豚バラと竹の子のバーベキュー、竹の子の丸焼き、竹の子入り焼きそば、竹の子のすまし汁。 カルパッチョは先の柔らかいところ薄切りにし、塩昆布とオリーブオイルをかけただけ。 どれも美味しかった❗

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2017年04月05日

都内より一足遅れ、我が家の借景の桜も満開です。


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子供たちが巣立っていった部屋からの桜です。
古木になり、傷んだ枝が切り落とされ、子供たちの記憶より寂しく感じるかもしれません。 

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2017年03月01日

友達の娘さんの結婚式でバルセロナに行きました。

image宿泊は
Ana guest hause
   に連泊。
サクラダファミリアや旧市街は徒歩圏。
https://www.google.co.jp/search?q=ana%20guest%20house%20goa&tbm=map
3人1室、朝食付で1人35ユーロ、日本から来た花嫁のお友達は1人1室45ユーロ。
朝食は果物、ハム、ソーセージ、チーズ、ナッツ類、ヨーグルト、パン数種、チョコレートケーキ、コーヒー、オレンジジュース。毎日ほとんど同じですが、どれも美味しく朝食としては充分。

上下階ふたつのコンドミニアムによるゲストハウス経営で、上の階のリビングダイニングが食事室、メインベットルーム他の全個室が客間、一部の部屋は共用バスルーム。私達の部屋は下の階のリビングダイニングだった部屋の一部を仕切ってバスルームにしたもの。リビング部分にエクストラベットを追加。他の個室等は運営者が使用。

運営者のアナさん母娘はフレンドリーで心配りがありお薦めのゲストハウスですが、アナさんによると、近々ここを閉め、イギリスでもう少し大きなゲストハウスハウスを経営されたいそう。理由は、バルセロナは規制が厳しくイギリスの方が緩いから。


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2017年02月12日

松戸ハイムの梅も咲きました。

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2017年01月30日

カレーハンター6号店に行ってきました。

IMG_20170129_191155_649 昨日は田町での会合の前に新橋のスリランカカレーのランチで旧友と再会。6号店と言うからカレーハンター協会が6番目に出店したお店かと思ったら間違い。6番目にカレーハンターの認定を受けたカレーハンター6号さんがオーナーシェフのお店ということらしい。
オーナーシェフといってもカレー屋さんは本業ではなく、月1回、本業の休みの日に、空いている店を借り、食べもらいたい美味しいスリランカカレーを手づくりしてランチタイム営業をする。予約制で30食、ワンプレートに3種のカレーで1000円。ゴボウのカレーは初体験でしたのに写真を撮りそこないました。次回はどんなカレーか、他のカレーハンターさんはどんなカレーを作ってくれるのか、ちょっとたのしそう。
6号さんのお店は新橋駅烏森口に近いメイドバーでした。

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2017年01月29日

エントランスの節分飾り

image この鬼は ちょっと怖いかな。

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2017年01月25日

「道昭」三蔵法師から膳を直伝された僧の生涯

 image  「道昭 」の著者の石川逸子さんのあとがきからです。
 。。。。。。  
   古代史を読み直してみても、アジア、特に朝鮮・中国との密なかかわりは、驚くほどです。中国の玄奘三蔵ほか百済・新羅の僧たちにも学んだ道昭の成長は、そのまま、このくにのひとびとの成長でもあったでしょう。
    明治以後、西欧諸国に追いつくことに懸命になった日本は、福沢諭吉の「脱亜論」に代表されるように、長く文化の恵みを受けてきたアジア諸国への尊敬と友好を忘れ、「富国強兵」の道をひた走り、力づくで、朝鮮を植民地にし、中国さらには東南アジアへと侵略していき、夥しいひとびとをいわれなく殺戮したのでした。
 。。。略  。。。
  アジアの端にあるこのくには、アジア諸国にのひとびとと、たがいに学び合い、助け合い、仲良くしてゆくことこそ大事なのではないでしょうか。
   そう、そう、そうですとも、とうなづいている
道昭の声がきこえてくる気がいたします。
。。。略  。。。

    南京虐殺がなかったという発信は論外ですが、被害を受けた方の思いへの配慮がなければ、虐殺数の数が違うという発信も、虐殺がなかったという発信と受け止められます。配慮ない政治家の発信は残念です。





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2017年01月17日

65歳を過ぎても脳機能は20代、「スーパーエイジャー」たちが習慣にしているアクティビティ4つ

20170116脳 65歳を過ぎても脳機能は20代という「スーパーエイジャー」たちのように若い脳を保つには、頭脳でも肉体でもいいから、自分の能力より少し上に段階に挑戦することだそう。

 20代とは言わないけれど、シルバー世代を元気を過ごす知恵ででしょうか。

例えば

1.楽器を習う
  今まで弾いたことのない楽器を習う。披露する日を決めて家族や友人を招待すれば、プレッシャーが増す。

2.未知の言語を学ぶ
  少し習った言語でもいい、ちょっと上を目指す。その言語で書かれた本を期間を決めて読む。その言葉を話す国で休暇を過ごす。

3.トライアスロンに挑戦する(難易度の高い他のイベントでも)
  普段よりは少しだけ難しいことにコミットする。

4.人前でパフォーマンスする
  感情に負荷をかけることは、精神や肉体に負荷をかけるのと同じ効果があるよう。

詳しくはこちらから


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2017年01月09日

日本の伝統と言われるものは明治に作られたもの

image   慰安婦像問題で稲田防衛大臣の靖国参拝を取り上げたので、白樺教育館館長武田康弘、通称タケセンの昨年1月8日の「思索の日記」をご紹介し、靖国信仰がどんなに愚かしいことかを確認しておきましょう。
  この日記は、1万4千件の「いいね!」がされ、その後、有名サイトで紹介されて、89万件という途方もない数の「いいね!」があり、その後、なぜかそのサイトから消去たそう。
    「この記事に限らず、日本の常識と言われ、思われているものは、明治維新以降に意図的につくられ、国民の信じこまされたものが大変に多いですので、要注意です。
     日本では、明治以降は、政府関係の権威者(御用学者)がつくり出した言説を調べずに「覚える」ことが学習の基本になっています。自分の頭で考えることを基盤に据えないと、明治維新史観に立つ上位者に都合のよい見方をいつの間に刷り込まれてしまいます。
      わが日本においても《善美に憧れ、真実を求める人間性の豊さ》をつくり出したいものです。」タケセン  
     思索の日記はこちらです。

   
 

   

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2017年01月08日

新春対談 分断を越えて

image    東京新聞の新春対談を白樺フィロソフィー(恋知の会)のメンバーが文字起こししてくれました 。
   日本に限らず、あちこちで分断と格差が進み、その結果、排除にヘイトが蔓延する。人が抱えこんだ不安や絶望はとても強い情動を招きよせる。過剰な怒り、憎悪、はたまた快楽。強い情動は人の認識をゆがめ、判断を誤らせ、おぞましい行動に駆り立てる。その厄介な衝動に振り回されず、自分自身に冷静に向き合い沈思黙考すること、【私】に向き合う営みがとても大切なことなのだと改めて思う。。。と。

新春対談【分断を超えて 】
2018年1月1日 東京新聞

    経済格差の拡大が止まらず、社会の分断が進む世界。トランプ米大統領の誕生は、中間層から転落し.た人々の不満と怒りが生んだ結果だった。日本も米国と同じ道を歩むのか。分断を終わらせる手だてはあるのか。「税負担を増やす一方で、中高所得層も受益者に」と、発想を転換した再分配政策で分断解消を提唱する慶応大教授の井手英策さんと、米社会の実相に迫る取材でトランプ氏当選を予測した国際ジャーナリストの堤未果さんが、分断社会を超えて進むべき日本の姿を話し合った。

【格 差】
・日米英 細る中間層・対立 政治が利用

井手:堤さんは米大統領選でトランプ氏勝利を予測していましたね。

 <トランプ旋風 背景には希望>
堤:トランプ氏個人がいい悪いというより、トランプ大統領を誕生させた背景に興味があって。その背景には希望があると思っています。

井手:日米英の三国では中間層がやせ細って、弱い人とさらに弱い人との「分断」があると感じます。日本もああなるのか、と僕は絶望を感じているので、ぜひうかがいたい。

堤:この一年間の報道を見ていても大統領選の背景はわかりません。ひとつは今回の結果を生んだ背景は三十年くらいで積み重なってきたということ。二つ目は日米ともにマスコミの報道が偏っていたこと。三十年スパンで取材すると「分断」は米国でも重要なキーワードです。白人と非白人、女性と男性などがありますが、ある時点から最大のキーワードが「経済格差」になっています。一九八○年代以降の米国をみると、格差社会の下に女性、障害者、高齢者、マイノリティー、低学歴の人がいました。ところが今は、高学歴でも白人でも男性でも下に落ちて差がすごく開いてしまった。その結果が今回の大統領選になったとみています。 人問らしい暮らしができなくなった人々が、オバマ大統領の「チェンジ」に期待をかけたけど、だめでした。それは献金する金持ちのために政治をしているから。それに気がついて、大.口献金を受けないザンダース氏、トランプ氏に票が集まった。ここまで亀裂が大きくなると、一度リセットしないと国家として分断を克服できないし、国民がリセットを起こしたということ。井手さんが提唱しているような再分配政策を求める人は、昔の米国では考えられませんが、井手さんの政策に似た、(所得格差の是正を掲げた)サンダース氏の主張が受け入れられました。こうした揺り戻しが来たという意味では希望があると思っています。

井手:日本では、二〇〇九年に民主党政権が誕生してみんなが期待したけどつまずいた。そのあと保守化・右傾化しているようにみえます。そうではなく、自民でも民進でもない、大きなうねりが起きたのがトランプ現象なんですね。日本でも起きるかもしれないということですか。

堤:起きる芽はあるでしょうが、米国でもハードルは二つありました。一つはマスコミの報道の問題、二つ目は二大政党の対立軸が見えなくなっていたことに国民が気づくかどうか、ということでした。

井出:日本でも昨夏の参院選では、ほとんどの政党の公約が同じでした。特に経済政策では見分けがつかない。今回、米国で起きたのは「貧しい人の抵抗」といわれていますが。堤:貧しい人というより、中問層がもういません。1%の超富裕層と、それ以外の人。まともな暮らしができなくて将来が見えない人が中間層にまで広がって、大多数の人がそちらに行ったということです。 

<勝敗左右する「中の下」意識>
・堤さん 大統領選 国民がリセット・井出さん 弱者の間にも新たな「線」

井手:僕はちょっと見え方が違っています。政治は基本的に分断線を引いて「私たちはこっちの味方です」とやる。日本でも貧しい人は明らかに増えていて、平均所得以下の人が六割です(注)。理屈でいえば貧しい人の味方をすれば選挙に勝つはず。でも現実はそうならない。ある調査で、自分の階層を「中の下」と答えた人の割合が日本は三十八の国・地域で最多でした(注)。この「中の下」意識がすごく重要。貧しくなっても日本人は、まだぎりぎり中問層にとどまっていると思っています。だから、貧しくなって助けてもらう側のはずなのに、「負担者=助ける側」の意識があります。そうすると「格差是正」に対して「なんで自分がそんなことしなきゃいけないの」と、冷たいまなざしになってしまいます。英国の欧州連合(EU)離脱もそういう問題があります。働いても報われず、未来に絶望した「中の下」の人々が、世の中をひっくり返してくれる人を待っている。英も米.も、ぎりぎりまでせめぎ合う中で、中下層がどっちにつくかで決定的役割を果たしました。

堤:大事なポイントです。クリントン氏はカリフォルニアやニューヨークなど都市部で圧倒的に得票数が多かった。米国で恩恵を受けている人たちは都市に多いし、マスコミは都市部に集まっています、でも地方の人たちは都市よりもいい思いをしていない、うち捨てられているという意識がすごく強い。だから.「俺は君たちの味方だよ」と言ってくれるトランプ氏に賭けた。クリントン氏はベテランだし女性だし、人脈も資金力もあるけれど、エリート色が強過ぎた。都市と地方の分断が深刻になっているということだと思います。

井手:トランプ氏が最も批判したヒスパニックの人には意外にトランプ氏支持が多くて驚きました。でも、すでに米国にいる人は既得権者で新しく入る人は競争相手になる。弱い人とさらなる弱い人の間に新たな分断線が引かれるのが見えるようです。あれだけ女性蔑視的な発言があったのに、白人女性も五割以上がトランプ氏支持。女性の権利を鼻につくような形で言う人たちに対する抵抗にも見え、白人女性の間にも分断線が入っています。よくよく見ていくと、富裕層と貧しい層という単純な見方でなく、地方と都市とか、弱者の中に引かれている線とか、女性の中に引かれている線があります。その不思議な均衡点がトランプ氏だった。

堤:その通りですね。クリントン氏は軍事に関してはタカ派なので、トランプ氏はそこを上手にすくい取って、自分は軍需産業ではなく退役軍人の味方だ、日本や韓国にお金をもっと払わせて退役軍人の予算を増やすと言ったんです。それで、家族が戦争に行く立場の女性が、女性蔑視は嫌だけど生活や愛する家族の命がかかると、みんなトランプ氏についてしまった。直接自分たちに戦争の影響がある人と、戦争を進める人との間が、今回ほどはっきり分かれたことはなかったと思います。

井手:昨夏、NHKが女子高生の貧困を取り上げたら「自分たちの方がよほど貧しい」とバッシングされたそうです。中下層が下層をたたいて留飲を下げるということもあります。日本がそういうところに来ていると気づくと、トランプ現象もよそごととは思えません。

堤:米国の後を追っかけていると思います。あちこちに対立をつくるのは米国では七〇年代から使われてきた戦略で、社会を分断させることで、政治の側は社会保障をカットする理由をつくることができるんです。

注 2015年の厚生労働省「国民生活基礎調査」
注◆09年の国際社会調査プログラム(ISSP)

【基盤整備】
・みんな 受益者に・選択肢 民衆の手で

井手:日米英とも分断線が至る所に入るということは、利害関係がすごく多様化しているということ。日本は今まで族議員政治でばらまいてきましたが、もうそれができない。あるいは政府がきめ細かに対応できるかというと、それも限界です。ならば、誰にも共通して必要なものは何かを考えるのが大事。自分は病気にならない、将来介護は必要ないと言える人はいないし、事故で障害者になるかもしれない。「特定の誰かに何かをする」というのは分断社会では反対されますが、誰にも必要な共通基盤を整える発想に転換すれば、反対する人は必ず減ると思います。

堤:教育、医療、介護といった基礎的なものってありますね。今はその予算が減らされて、民間委託とか外国人労働力に、となってますが、それをぐっと引き戻して、予算をつけて国が面倒を見るから、ほかの細かいことはそれぞれの自治体やNPOで工夫Lてね、ということですね。

井手:古代ギリシャの時代から思想家は、国や社会はみんなに必要なもののために存在していると言ってきました。ところが日本では、義務教育と外交、安全保障以外は全部誰かの利益。「保育園落ちた日本死ね」(注)の騒ぎの時も、まずお年寄りがそっぼを向く。子供のいないカップルにもどうでもいい。保育士の給料を上げようとするとほかの人たちが文句を言う。「誰かに利益を」と言った瞬間に、すごい勢いで分断線も入るし、敵も増えるんですね。

堤:井手さんは政治家の勉強会でも話をされますよね。官僚とも話す機会があると思いますが、反応は。

井手:税金を可能な限り財政再建に使いたい人には、僕の議論は通りが悪いですね。増税=悪という印象が強いけど、借金の返済に使い過ぎるから悪なんです。暮らしのため、例えば幼稚園、保育園を無料に、私大の学費を国立大並みに、介護の負担もなくす、ということが消費税を5%上げるうちの半分使えば実現できます。消費税1%は二.七兆円、就学前教育の無償化は一.二兆円の計算です。「百円のジュースが五円上がることで、暮らしはこんなによくなる」と打ち出し、実際に国民が「生活が良くなった」という経験をすれば次の増税につながります。10%への増税だけで財政再建にけりをつけようとしないほうが、かえって再建が可能になると思います。 

<成長頼みより安心を示して>
堤:増税に反発するのは、社会保障のためと言いながら大半を借金の穴埋めに充てたから。約束を破ったから政治への不信感が強まります。そもそも国会で決めている予算の優先順位を国民が知らない。選挙で一票投じるのが民主主義、というだけでなく、永田町でどういうルールで物事が決まっていくのか分からないのが問題です、そこを透明化する改革と、増税して基礎的なものを無料にするのをセットで提案したい。

井手:今までの経済の議論は経済成長、財政再建、格差是正の三つだけ。でも、財政再建や格差是正を犠牲にしてあれだけアベノミクスで頑張ったけれど、経済は成長しませんでした。いつまでも成長に頼り続けるのか。やはり、第四の選択肢、「あなたたちが安心して生きていける社会をつくる。そのためにはお金がかかる。そのお金を誰かどう払うのか」という選択肢を出さないと、若い人たちがかわいそうです。


堤:金融危機で破綻した国のその後を調べたことがあります。ギリシャは国際通貨基金(IMF)にお金を借りる条件として、いろんなものを民営化して医療も教育も年金も切り捨て、その結果、さらに医療費が増えました。重症化してから病院に行くようになったからです。アイスランドは逆に医療、年金、住宅、教育を優先順位の上位にLた。民衆が自ら選択肢をつくり、民主主義をつくった結果、経済成長も回復しました。

井手:民主主義って選ぶものと思ってますよね。選択肢がたくさんあって、いろいろ選べるのはいいこと。でも、これからは選ぶだけではなく、堤さんの言うように、選択肢をつくる発想を持たなければならない。

堤:アイスランドでは、与えられたメニューから選んでいたのを、メニューからつくり始めたので、当事者意識が高まって一体感が出てきました。それで決めたのが医療や年金は政府が面倒を見るということです。

井手:税って杜会にお金をためるようなもの。人間いつ死ぬか分からないから、貯蓄は過剰になる。特に今のような不安な状況ではお金をため込もうとして、消費は萎縮します。逆に「病気になっても失業しても子供は学校に行ける、年を取っても安心だ」となれば、お金を消費に回すから景気も良くなる。そうなれば「成長」を追い求める必要もなくなります。大事なのは未来の不安をなくすこと。税を払って社会に貯蓄をして、安心して生きていける状況をつくりましょう、と。「すべての人が受益者になる」という僕の戦略は、既得権をなくすこと。社会的な公正に最もかなうし、所得制限を設けない普遍的な給付なので行政も効率化できます。実はそのことに多くの日本人も気づき始めています。

堤:これに真っ向から反論する人はいないのでは。お話をイメージすると、そういう社会に住みたいと、幸せな気持ちになります。

注  解消しない待機児童問題への不満をぶつけた匿名ブログのタイトル。国会でも取り上げられ、16年の新語・流行語大賞のトップ10にも選ばれた。 

【見抜く目】
・財政危機 あおりすぎ・恐怖 踊らされないで

井手:財務省もマスコミも財政危機をあおりすぎだと思います。.国の借金が一千兆円あって国内総生産(GDP)の二倍、大変だと言うけれど、GDPは一年問に生み出される付加価値。一年で借金を全部返そうと思う人がいますか。十年で返すならGDPの二割でしょう。借金が多い理由は税収が足りないから。八◯-九〇年代に減税を繰り返したので、税収はがくんと落ちた。増税以外に財政再建はできないけど、日本はそれをせずに世界の中でも小さな政府をさらに小さくしようとした。

堤:政府とマスコミが出す数字や統計は疑問のあるものが少なくないですね。国の借金一千兆円にしても、諸外国では借金から資産を差し引いた数字を出すのに日本は借金部分だけ出している。おかしいですよ。

井手:マスコミも借金一千兆円、国民一人当たり八百三十万円としか書かない。でも国債の九割は日本人の国内保有だから、例えば借金が八百万円あっても資産が七百二十万円あるわけです。肩車社会論もそう。昔は現役十人でお年寄り一人を支えていたのが、将来は一.三人で一人になる、と言う(注)。これは支える人と支えられる人を六十五歳で分けています。それなら年齢でなく就業者かどうかで計算すべきです。ある研究者が計算したら一九七〇年から二〇五〇年まで比率は変わらない。お年寄りや女性が働く側に回るからで、肩車社会論も数字のマジックです。

堤:おっしゃったように、そもそも政府やマスコミが騒ぐ財政危機の前提である一千兆円という数字自体が統計のマジックなら、それを根拠にした増税や社会保障の自己負担増など、国民への背信行為てしょう。

井手:重要なのは、危機をあおる以外に社会を統治するすべを、政府が持てなくなっていること。本当は財政を通じて利益分配する、サービスを提供する、という.「貨幣による統治」が財政の本質なのですが、これが機能していない。増税して、ちゃんと配ることで社会をまとめていけばいいのに、増税をはなから諦めるので、財政再建や分配のための財源がない。だから、国民を脅かして支出を削る。僕は「袋たたきの政治」と言いますが、財政による統治ができなくなると、無駄遣いの犯人捜しを始める。そうすると、社会が分断されて自由とか人権とか社会的価値を分かち合えなくなります。最後は愛国心をあおるとか、ナショナリズムや道徳教育という形で国民を束ねるしかなくなるんです。

堤:長年、米国を取材してきた立場から言うと、政府とは「財政による統治ができないから無駄遣いの犯人捜しをする」のではなく、社会保障削減を正当化するために犯人捜しをするものだと思えてなりません。例えば、オバマ政権は「全体主義の八年」だったといわれています。超富裕層と癒着して財界のための政治をする政府が、格差拡大に対する大衆の不満を抑えるためにテロヘの恐怖をあおることで強引に情報統制して民の声を抑え込んだからです。9・11の時もそうでした。恐怖をあおられるほどに、大衆は強いリーダーを求めますが、あの時のブッシュ前大統領の人気はすごかったですね。 

<思考停止から独裁者が登場>
井手:独裁者が現れる時、ファシズム化する時の根底にあるのは、中間層の転落の恐怖です。冒頭の、自分は「中の下」だと思いたい人たちが、社会的に最も恐怖を感じている。本当は「財政で生活を支えてほしい」と思っているけど、財政は支出を増やさず無駄を削ろうとする。自分が削られるのはたまったものじやないから、もっと貧しい人が無駄遣いしているというバッシングで歳出削減に協力しようとする。政府のどう喝が見事に効く。ぎりぎりで踏ん張っている人には切実な問題です。必死になって我慢している人たちが反旗を翻した時、政治は極端な方向にぶれていく気がします。

堤:そこで重要なのは、恐怖をあおるキーワードに私たちが簡単に踊らされないことですね。例えばさっきの「借金一千兆円」や「肩車社会論」。あれをうのみにする前に、本当にそうした数字に根拠があるのか、統計が加工されていないか。そこにまず着目することで、私たちは一拍おいて冷静になれる。私は若い人たちにいつも、権威ある人の発言ほどうのみにせず、必ず自分で一次情報を確認してねと言っています。いま物事は日本国内だけでなく、世界中でパラレルに起きているから、その方向性を見ること。思考停止になることを防ぐために(スマートフォンなどを使わない)「デジタル断食」をする。大丈夫、自分の頭で考える国民は簡単にだませません。人間の歴史を見ても「独裁者」とは、大衆が思考停止し、感情に支配された時にこそ生まれるからです。

注16年の内閣府「高齢社会白書」によると、15-64歳が65歳以上を支える割合は1970年が9.8人で1人、2050年には1.3人で1人

井出英策(いで・えいさく)
1972年福岡県久留米市生まれ。東京大大学院経済学研究科博士課程を単位取得退学。日銀金融研究所、横浜国大などを経て、2009年に慶応大経済学部准教授、13年から現職。専門は財政社会学。「経済の時代の終焉.(しゅうえん)」で15年度大佛次郎論壇賞。16年、慶応義塾賞受賞。著書に「分断社会を終わらせる」「分断社会ニッポン」(いずれも共著)、「18歳からの格差論」など。

堤未果(つつみ・みか)
国際ジャーナリスト、1971年東京生まれ。ニューヨーク市立大大学院国際関係論学科卒。国連、米国野村証券などを経て国際ジャーナリストに。「アメリカ弱者革命」で黒田清日本ジャーナリスト会議新人賞。「ルポ 貧困大国アメリカ」(3部作)で、日本エッセイスト・クラブ賞と新書大賞。著書に「沈みゆく大国アメリカ」「政府はもう嘘をつけない」(いずれも2部作)など。著書は海外でも翻訳されている。

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2017年01月05日

日本の市役所がLGBTのシンボルカラ「レインボーフラッグ」を掲げる時代がきたー

image    沖縄県浦添市が性の多様性を象徴する旗「レインボーフラッグ」を庁舎に掲げた。仕事始めに合わせた掲揚式で、松本市長が「性の多様性を認め合うまち」として「レインボー都市うえそえ宣言」を読み上げた。琉球新報より

    バークレイに住む高校生の孫が小学校に入学した時、クラスメートはお母さんが2人。孫は?とは思ったようだけれどありのままを受け入れ仲がいい。迎えに来る親たちも普通にお付き合い。そうなれば、市庁舎にレインボーフラックを掲げる必要はない。


     

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2017年01月01日

kawamoto kumie さんのウィキページ

image     ウィキページとありますが、Wikipediaとは関係ありません。face book のプロフィールを使った占いのようなものです。

     女性への占いにここまでいうか!って思いますが、責任を果たせたことについては、お世話になった皆様に感謝しております。

 

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新年のスタート

IMG_20170101_065423 ベランダからの初日の出です。も少し前がよかったのですが、安物のスマホのカメラでは暗すぎました。

 12月24日に父親代わりだった兄の納骨。お節料理も作らない静かな新年です。

 facebookでいいかとブログは休んでいましたが、再開してみます。
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