読書

2017年08月11日

《対談》学校では習わなかった…日本を襲う「悲劇的な未来」を回避する方法

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矢部宏治さんのツイートです。
「先日行った、私がもっとも尊敬するジャーナリスト堤未果さんとの対談が記事になりました。堤さんの新刊『アメリカから<自由>が消える 増補版』 『核大国日本』と、私の『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』
がテーマです。ぜひご覧ください。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52532


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2017年06月23日

気鋭の憲法学者が沖縄問題に向き合い沖縄に語りかける「木村草太の憲法の新手」

image 「木村草太の憲法の新手」は憲法学者の木村草太教授が書いている沖縄タイムスの連載の2015年2月から2016年12月までの46分をまとめた本。連載は今も続いている。版元が沖縄タイムスのためか、沖縄県内の書店には置かれているが、県外の書店には置かれにくいよう。今の時点でAmazonの新刊在庫は1冊のみ、中古は3000円を超えている。

本書は単行本化にあたり、当時の政治状況や沖縄の状況を加筆しており、起きている具体的事象と憲法の関係が明確になっている。また、新聞のスペースへの配慮か、各テーマに対する著者の考えが適切な分量になっており、たいへんわかりやすい。

沖縄の基地問題や安保法制など典型的な憲法議論だけでなく、PTA 、同性婚、夫婦別姓、進路指導と内申書、保育園不足などの時事問題ついての憲法的な観点も紹介しており、身近なものとして憲法を学べる本になっています。



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2017年06月17日

日本は武器輸出国になるのか

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安保法改正や武器輸出三原則の撤廃、そして憲法九条改正への動き。日本は戦争ができる国へとカタチを変えようとしています。政・官・企業の最前線を取材し、「武器輸出と日本」(角川新書)を上梓した東京新聞記者・望月衣塑子さん(写真左)に、作家中島京子さん(写真右)がインタビューしています。
http://bp.shogakukan.co.jp/mado/1706/interview.html

望月記者は菅官房長官の定例記者会見で鋭い質問をし、ジャーナリズムはかくあるべきと称賛の声があがっています。
その記者会見が文字起こしされています。
http://blogyai.blog48.fc2.com/blog-entry-2812.html


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2017年01月25日

「道昭」三蔵法師から膳を直伝された僧の生涯

 image  「道昭 」の著者の石川逸子さんのあとがきからです。
 。。。。。。  
   古代史を読み直してみても、アジア、特に朝鮮・中国との密なかかわりは、驚くほどです。中国の玄奘三蔵ほか百済・新羅の僧たちにも学んだ道昭の成長は、そのまま、このくにのひとびとの成長でもあったでしょう。
    明治以後、西欧諸国に追いつくことに懸命になった日本は、福沢諭吉の「脱亜論」に代表されるように、長く文化の恵みを受けてきたアジア諸国への尊敬と友好を忘れ、「富国強兵」の道をひた走り、力づくで、朝鮮を植民地にし、中国さらには東南アジアへと侵略していき、夥しいひとびとをいわれなく殺戮したのでした。
 。。。略  。。。
  アジアの端にあるこのくには、アジア諸国にのひとびとと、たがいに学び合い、助け合い、仲良くしてゆくことこそ大事なのではないでしょうか。
   そう、そう、そうですとも、とうなづいている
道昭の声がきこえてくる気がいたします。
。。。略  。。。

    南京虐殺がなかったという発信は論外ですが、被害を受けた方の思いへの配慮がなければ、虐殺数の数が違うという発信も、虐殺がなかったという発信と受け止められます。配慮ない政治家の発信は残念です。





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2017年01月10日

杉村楚人冠記念館の「楚人冠と漱石」展に行ってきました

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image   昨日、我孫子の杉村楚人冠記念館に行ってきました。
   「楚人冠と漱石〜新聞と文学と」展の最終日。新たに見つかった手紙を含め、子供を亡くしたこと、修善寺での胃潰瘍、英語の訳論争等々を書いた手紙により、新聞人:楚人冠と小説家:漱石の親しい関係が伝わってきます。

    杉村楚人冠記念館は朝日新聞で活躍したジャーナリストと楚人冠が関東大震災の後、一家で移り住んだ家を資料館としたもので、建物も市の文化遺産になっています。
   杉村楚人冠については、私の説明では足りません。
   白樺教育館のサイトで詳しく紹介されています。今の新聞人に読んでほしい!

   
  
   




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2017年01月03日

父・水上勉をあるく

IMG_20170101_202418 父・水上勉をあるく」著者は小劇場「キッド・アイラック・アート・ホール」の主宰者であり、信州デッサン館、無言館の館長の窪島誠一郎、写真はフォトジャーナリストの山本宗補。

筆者は36才で実父が水上勉であると突き止めて再会、自分が関わりを持った人、場所が父親と重なっていただけでなく、弱者への眼差し、反戦、反核の思いの共有も。そして、水上勉の死後10年、筆者はその思いを確認すべく「水上文学」を辿る旅にでる。フォトジャーナリスト山本がその姿に迫る。写真がいい。彼の他の写真集も見たくなった。続きを読む

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2016年02月27日

DAYS JAPAN ー世界を視るフォトジャーナリズム月刊誌

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安倍政権011上の写真は、左フォトジャーナリズム月刊誌DAYS JAPAN 2月号の特集「平和を叫び続けろ!」の中の見開き2ページを使ったトップ写真です。

いい写真です。登場人物の人柄がよーく出ています。安倍さん、麻生さんともこういう恰好をするのが好きなんですね。戦争ごっこしたがる子供みたい。

写真が多く読みやすい。どれも興味あるテーマ。読み捨てにはもったいない雑誌。定価843円です。







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2015年08月06日

ぼくは満員電車で原爆を浴びた

image70年前の8月6日広島に原爆が投下されました。あの日、母親と別れひとり電車に乗り原爆を浴びた11才の少年が見た広島が描かれています。

被爆しながらも生き残り、あの不幸を二度と繰り返してはならないと、悲惨な体験を語ってきた「原爆の語り部」のみなさんもご高齢になりお亡くなりになっています。この少年も今年は81才でしょうか。
原爆の語り部がみんな死んでしまったら、原爆をの悲惨さを語れる人がいなくなったら、原爆の惨劇も忘れ去られなかったことになってしまう。そんな思いで語ってきたものを本にして残すことにしたのだそうです。

児童書として作られていますが、大人の本としても読めるレベルになっています。読み進むのが辛い本ですが、多くの人に読んでいただきたい本です。
2013年7月の出版です。店頭にはないと思いますが、アマゾンサイトなら購入できます。
図書館にもあるのではないでしょうか。


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2015年07月07日

今、なぜ真珠湾攻撃を学ぶか「日米開戦の正体」孫崎亨

image 孫崎亨さんの最新刊「日米開戦の正体です。
 日露戦争から真珠湾攻撃までの日本を、後世の人間による「後知恵」ではなく、当時の人々の生の声で語ってもらい、他にも選択肢があったのに、なぜ真珠湾攻撃を選択したかを考えようという本です。

 日米開戦当時のアメリカの工業生産力は日本の10倍、少し頭を使えば壊滅的な結果になることは日本人にもわかるはず、それを国家の中枢にある人たちは「民主主義国家の米国はは長期の戦争に耐えられれずに途中でやめる。」という詭弁で日本を破壊に導きました。

 今の日本はどうか。
 安倍首相は「戦後レジームのからの脱却」とか「日本を取り戻そう」と言います。戦後の日本はそんなにひどい国だったでしょうか。国民が真面目に働いて経済を復興、発展させ、70年も戦争がなく、長寿で、世界から信頼されています。そういう今の日本を否定し、日露戦争から日米開戦に至る日本の何処に戻ろうというのでしょう。

 原発⇒国民の大半が反対しています。福島原発の事故処理の見通しも立っていません。安部さんは詭弁を使って再稼働を急がせます。


 TPP⇒これも少し学べば、世界規模の企業にとって都合がいいだけだとわかります。TTPのルールが日本の法律より上になり、違反すれば多額の損害賠償金を請求され、長年培ってきた日本の食文化も健康保険制度も壊れかねない制度です。

 
 集団自衛権⇒憲法学者のほとんど、歴代の内閣法制局長官までも憲法違反だといっています。国民の大半も反対しています。それでも、安部さんが勝手にアメリカに約束した夏までに、数の論理で成立させようとしています。

 日米開戦という史上最悪の愚策は日露戦争の勝利から始まった。
 なぜ、日本は勝てる見込みのない闘いを仕掛けたのか?


 この本に登場する人々の言葉が教えてくれます。







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2015年06月25日

それでもボクは会議で闘う。。周防監督の刑事司法改革実体験ドキュメント

image「Shall we ダンス?」「それでもボクはやっていない」の映画監督周防正行さんが「。。。刑事司法制度特別部会」とやらの委員になり、警察官僚、司法官僚、官僚たちが選んだ委員たち(刑事司法改革を目指す某弁護士に言わせれば最悪な顔ぶれ)の中で奮闘した体験を「それでもボウは会議で闘う。ドキュメント刑事司法改革」に書いたと知り、「安部さん人選を間違ったんじゃない。」と思いつつ購入。

 読んでみると、周防監督が一般有識者として委員に選ばれたのは民主党政権時代で法務大臣は江田五月さん。
 周防監督だけでなく、郵政不正事件被告として大阪地検特捜部に逮捕、起訴され、164日間も拘留され、1年2か月の裁判を闘い無罪になった厚生労働省の村木厚子さんも。公判では検察官による強引な見込捜査、証拠改ざん、隠蔽などが次々に明らかになり、検察への信頼を根底から覆す不祥事として社会問題になった当事者が選ばれている。彼女には江田さんが直接電話をかけて依頼したそう。

 短命に終わった民主党政権ではあったけれど、あの時代は今より遥かに民主的な時代だったと言っていいだろう。(世界報道自由度ランキング日本2011年11位、2014年69位


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2014年09月14日

美食家.…食から見た中国革命

e8688b63.jpg  昨年、中国語読書会に入会した。週1回、先生はなし、自分たちだけで中国語の本を読む。10年以上も続いているそう。私の中国力ではついていくのがたいへんなのだけれど、取り上げる本が面白く楽しんでいる。

  前回読んだ「第七天」は今の中国。今読んでいる「美食家」は、国共内戦の終結時期から、大躍進、文化大革命の終了あたりまで。舞台は蘇州、中国料理の専門語や方言、北京語とは違う表現が多く、私の中国語力ではついていけない。

  ということで、ズルをして日本語に訳の「美食家」を買ってしまった。絶版になっており、Amazonで最安値の中古本、確か4,000円くらいだった。

  主人公は食べることにしか興味がない美食家と共産党政権下で蘇州の有名料理店の経営を担うことになった若者。食をテーマにあの波乱の時代の中国社会を書いている。
  作者自身も十年近く「下放」され辛酸なめにあったそうだけれど、登場人物への目線が温かく、ユーモアもある。小説としてだけでなく、中国料理通の必読書、歴史資料としても面白い。

 やっぱり価値がある本、今の最安値は7,500円
 文庫本になればいいのに。。。

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2014年09月11日

九月、東京の路上で

9月 東京の路上で 69の会のゲストスピーカーは「九月、東京の路上で」の著者加藤直樹さんでした。

 関東大震災は1923年(大正12年)9月1日、地震に続き燃え続ける猛火。朝鮮人が爆発物を仕掛けたとか、大挙して暴動を起こしたとか。噂は噂を呼び真実味を帯びて広がり、新聞までもが信じて報道し、大量殺戮になってしまった。

 加藤直樹さんは、
 「この本にはすでに発表されている当時の写真は使っていない。当時とは全く変わってしまった東京の路上に立ち、そこで何か起こったかを取材した。過去の歴史ではなく、レイシズム、ヘイトスピーチを許してしる今の日本の問題して読んでほしい。」
 とおっしゃってました。






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2014年09月09日

読むための日本国憲法

image東京新聞現役の政治部記者が書いた憲法読本「読むための日本国憲法」です。
重要な条文を詳しく説明する憲法の入門書ではありません。
全ての条文をひとつひとつ公平に私たちの生活に即して解説しています。
憲法制定時の修正議論、解釈、判例、エピソードなどわかりやすく書いています。

自民党の改正案にも触れており、現行憲法と比較できるようになっています。
執筆の時期から、安倍内閣の集団自衛権行使容認には触れていません。




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2014年07月30日

小説「外務省」尖閣問題の正体

image 周恩来/田中角栄会談で

「尖閣諸島の領有権については後世代に解決してもらいましょう。」

といういわゆる領土問題棚上げ論があったのに、日本政府は

「尖閣は我が国固有の領土であり、日中間には解決すべき領有権問題はない」

といい始め、外務省内では棚上げ論の存在を口にできる空気ではなかった。この小説は、棚上げ論というのがあるらしいと考えた若い外務官僚が、当時の外務省関係者に会い、証拠となる記録をもって事実に迫ります。

棚上げ論があったことは周知ですから、サスペンスドラマ的要素は弱いのですが、北方領土問題も尖閣領有権問題も、ソ連とも中国とも仲良くなってほしくないアメリカが、日ソ、日中が揉めるように仕組んだものと確認できたり、アメリカの思惑通りに動く外務官僚が描かれていて面白い。
小説とありますが、孫崎徹さんご自身も登場します。やっぱりドキュメントでしょう。


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2014年03月03日

99歳一日一言

imageむかーしのボーイフレンドからのプレゼントです。
これからが人生の正念場。
気力を保ち凛として全うしろ!
という励ましでしょう。

写真のむのたけじさんは翁人形にしたいような穏やか笑顔です。
でも、You Tube に登場する100歳のむのたけじさんは 秘密保護法廃止、安倍退陣を求めて吠えています。

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