政治

2017年01月12日

テロに備えるなら現行法で十分

image 今月20日に召集する通常国会で安倍政権が新設をもくろむ「共謀罪」。過去3度の関連法案の廃案に懲りたのか、新たに「テロ等組織犯罪準備罪」と命名し、「テロ対策」を前面に打ち出している。だが、テロに備えるだけなら、現行法でも対策は十分に可能なのだ。 立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)が言う。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197220/1

 

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2017年01月11日

「憲法と君たち」が復刻

また憲法違反の法律が……
私たちは憲法を守るつもりのない議員を選んでしまった!

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2017年01月09日

日本の伝統と言われるものは明治に作られたもの

image   慰安婦像問題で稲田防衛大臣の靖国参拝を取り上げたので、白樺教育館館長武田康弘、通称タケセンの昨年1月8日の「思索の日記」をご紹介し、靖国信仰がどんなに愚かしいことかを確認しておきましょう。
  この日記は、1万4千件の「いいね!」がされ、その後、有名サイトで紹介されて、89万件という途方もない数の「いいね!」があり、その後、なぜかそのサイトから消去たそう。
    「この記事に限らず、日本の常識と言われ、思われているものは、明治維新以降に意図的につくられ、国民の信じこまされたものが大変に多いですので、要注意です。
     日本では、明治以降は、政府関係の権威者(御用学者)がつくり出した言説を調べずに「覚える」ことが学習の基本になっています。自分の頭で考えることを基盤に据えないと、明治維新史観に立つ上位者に都合のよい見方をいつの間に刷り込まれてしまいます。
      わが日本においても《善美に憧れ、真実を求める人間性の豊さ》をつくり出したいものです。」タケセン  
     思索の日記はこちらです。

   
 

   

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憲法を考える映画の会「横浜事件に生きて」

image 日時:2017129日(日)13301630

 会場:千駄ヶ谷区民会館 集会室
           (渋谷区神宮前1-1-10原宿駅10分)

  映画
横浜事件に生きて1990年制作・58
  映画『横浜事件 半世紀の問い』1999年制作・35分
             松原 明 監督・ビデオプレス作品
  参加費:一般1000円 学生600

 


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2017年01月08日

新春対談 分断を越えて

image    東京新聞の新春対談を白樺フィロソフィー(恋知の会)のメンバーが文字起こししてくれました 。
   日本に限らず、あちこちで分断と格差が進み、その結果、排除にヘイトが蔓延する。人が抱えこんだ不安や絶望はとても強い情動を招きよせる。過剰な怒り、憎悪、はたまた快楽。強い情動は人の認識をゆがめ、判断を誤らせ、おぞましい行動に駆り立てる。その厄介な衝動に振り回されず、自分自身に冷静に向き合い沈思黙考すること、【私】に向き合う営みがとても大切なことなのだと改めて思う。。。と。

新春対談【分断を超えて 】
2018年1月1日 東京新聞

    経済格差の拡大が止まらず、社会の分断が進む世界。トランプ米大統領の誕生は、中間層から転落し.た人々の不満と怒りが生んだ結果だった。日本も米国と同じ道を歩むのか。分断を終わらせる手だてはあるのか。「税負担を増やす一方で、中高所得層も受益者に」と、発想を転換した再分配政策で分断解消を提唱する慶応大教授の井手英策さんと、米社会の実相に迫る取材でトランプ氏当選を予測した国際ジャーナリストの堤未果さんが、分断社会を超えて進むべき日本の姿を話し合った。

【格 差】
・日米英 細る中間層・対立 政治が利用

井手:堤さんは米大統領選でトランプ氏勝利を予測していましたね。

 <トランプ旋風 背景には希望>
堤:トランプ氏個人がいい悪いというより、トランプ大統領を誕生させた背景に興味があって。その背景には希望があると思っています。

井手:日米英の三国では中間層がやせ細って、弱い人とさらに弱い人との「分断」があると感じます。日本もああなるのか、と僕は絶望を感じているので、ぜひうかがいたい。

堤:この一年間の報道を見ていても大統領選の背景はわかりません。ひとつは今回の結果を生んだ背景は三十年くらいで積み重なってきたということ。二つ目は日米ともにマスコミの報道が偏っていたこと。三十年スパンで取材すると「分断」は米国でも重要なキーワードです。白人と非白人、女性と男性などがありますが、ある時点から最大のキーワードが「経済格差」になっています。一九八○年代以降の米国をみると、格差社会の下に女性、障害者、高齢者、マイノリティー、低学歴の人がいました。ところが今は、高学歴でも白人でも男性でも下に落ちて差がすごく開いてしまった。その結果が今回の大統領選になったとみています。 人問らしい暮らしができなくなった人々が、オバマ大統領の「チェンジ」に期待をかけたけど、だめでした。それは献金する金持ちのために政治をしているから。それに気がついて、大.口献金を受けないザンダース氏、トランプ氏に票が集まった。ここまで亀裂が大きくなると、一度リセットしないと国家として分断を克服できないし、国民がリセットを起こしたということ。井手さんが提唱しているような再分配政策を求める人は、昔の米国では考えられませんが、井手さんの政策に似た、(所得格差の是正を掲げた)サンダース氏の主張が受け入れられました。こうした揺り戻しが来たという意味では希望があると思っています。

井手:日本では、二〇〇九年に民主党政権が誕生してみんなが期待したけどつまずいた。そのあと保守化・右傾化しているようにみえます。そうではなく、自民でも民進でもない、大きなうねりが起きたのがトランプ現象なんですね。日本でも起きるかもしれないということですか。

堤:起きる芽はあるでしょうが、米国でもハードルは二つありました。一つはマスコミの報道の問題、二つ目は二大政党の対立軸が見えなくなっていたことに国民が気づくかどうか、ということでした。

井出:日本でも昨夏の参院選では、ほとんどの政党の公約が同じでした。特に経済政策では見分けがつかない。今回、米国で起きたのは「貧しい人の抵抗」といわれていますが。堤:貧しい人というより、中問層がもういません。1%の超富裕層と、それ以外の人。まともな暮らしができなくて将来が見えない人が中間層にまで広がって、大多数の人がそちらに行ったということです。 

<勝敗左右する「中の下」意識>
・堤さん 大統領選 国民がリセット・井出さん 弱者の間にも新たな「線」

井手:僕はちょっと見え方が違っています。政治は基本的に分断線を引いて「私たちはこっちの味方です」とやる。日本でも貧しい人は明らかに増えていて、平均所得以下の人が六割です(注)。理屈でいえば貧しい人の味方をすれば選挙に勝つはず。でも現実はそうならない。ある調査で、自分の階層を「中の下」と答えた人の割合が日本は三十八の国・地域で最多でした(注)。この「中の下」意識がすごく重要。貧しくなっても日本人は、まだぎりぎり中問層にとどまっていると思っています。だから、貧しくなって助けてもらう側のはずなのに、「負担者=助ける側」の意識があります。そうすると「格差是正」に対して「なんで自分がそんなことしなきゃいけないの」と、冷たいまなざしになってしまいます。英国の欧州連合(EU)離脱もそういう問題があります。働いても報われず、未来に絶望した「中の下」の人々が、世の中をひっくり返してくれる人を待っている。英も米.も、ぎりぎりまでせめぎ合う中で、中下層がどっちにつくかで決定的役割を果たしました。

堤:大事なポイントです。クリントン氏はカリフォルニアやニューヨークなど都市部で圧倒的に得票数が多かった。米国で恩恵を受けている人たちは都市に多いし、マスコミは都市部に集まっています、でも地方の人たちは都市よりもいい思いをしていない、うち捨てられているという意識がすごく強い。だから.「俺は君たちの味方だよ」と言ってくれるトランプ氏に賭けた。クリントン氏はベテランだし女性だし、人脈も資金力もあるけれど、エリート色が強過ぎた。都市と地方の分断が深刻になっているということだと思います。

井手:トランプ氏が最も批判したヒスパニックの人には意外にトランプ氏支持が多くて驚きました。でも、すでに米国にいる人は既得権者で新しく入る人は競争相手になる。弱い人とさらなる弱い人の間に新たな分断線が引かれるのが見えるようです。あれだけ女性蔑視的な発言があったのに、白人女性も五割以上がトランプ氏支持。女性の権利を鼻につくような形で言う人たちに対する抵抗にも見え、白人女性の間にも分断線が入っています。よくよく見ていくと、富裕層と貧しい層という単純な見方でなく、地方と都市とか、弱者の中に引かれている線とか、女性の中に引かれている線があります。その不思議な均衡点がトランプ氏だった。

堤:その通りですね。クリントン氏は軍事に関してはタカ派なので、トランプ氏はそこを上手にすくい取って、自分は軍需産業ではなく退役軍人の味方だ、日本や韓国にお金をもっと払わせて退役軍人の予算を増やすと言ったんです。それで、家族が戦争に行く立場の女性が、女性蔑視は嫌だけど生活や愛する家族の命がかかると、みんなトランプ氏についてしまった。直接自分たちに戦争の影響がある人と、戦争を進める人との間が、今回ほどはっきり分かれたことはなかったと思います。

井手:昨夏、NHKが女子高生の貧困を取り上げたら「自分たちの方がよほど貧しい」とバッシングされたそうです。中下層が下層をたたいて留飲を下げるということもあります。日本がそういうところに来ていると気づくと、トランプ現象もよそごととは思えません。

堤:米国の後を追っかけていると思います。あちこちに対立をつくるのは米国では七〇年代から使われてきた戦略で、社会を分断させることで、政治の側は社会保障をカットする理由をつくることができるんです。

注 2015年の厚生労働省「国民生活基礎調査」
注◆09年の国際社会調査プログラム(ISSP)

【基盤整備】
・みんな 受益者に・選択肢 民衆の手で

井手:日米英とも分断線が至る所に入るということは、利害関係がすごく多様化しているということ。日本は今まで族議員政治でばらまいてきましたが、もうそれができない。あるいは政府がきめ細かに対応できるかというと、それも限界です。ならば、誰にも共通して必要なものは何かを考えるのが大事。自分は病気にならない、将来介護は必要ないと言える人はいないし、事故で障害者になるかもしれない。「特定の誰かに何かをする」というのは分断社会では反対されますが、誰にも必要な共通基盤を整える発想に転換すれば、反対する人は必ず減ると思います。

堤:教育、医療、介護といった基礎的なものってありますね。今はその予算が減らされて、民間委託とか外国人労働力に、となってますが、それをぐっと引き戻して、予算をつけて国が面倒を見るから、ほかの細かいことはそれぞれの自治体やNPOで工夫Lてね、ということですね。

井手:古代ギリシャの時代から思想家は、国や社会はみんなに必要なもののために存在していると言ってきました。ところが日本では、義務教育と外交、安全保障以外は全部誰かの利益。「保育園落ちた日本死ね」(注)の騒ぎの時も、まずお年寄りがそっぼを向く。子供のいないカップルにもどうでもいい。保育士の給料を上げようとするとほかの人たちが文句を言う。「誰かに利益を」と言った瞬間に、すごい勢いで分断線も入るし、敵も増えるんですね。

堤:井手さんは政治家の勉強会でも話をされますよね。官僚とも話す機会があると思いますが、反応は。

井手:税金を可能な限り財政再建に使いたい人には、僕の議論は通りが悪いですね。増税=悪という印象が強いけど、借金の返済に使い過ぎるから悪なんです。暮らしのため、例えば幼稚園、保育園を無料に、私大の学費を国立大並みに、介護の負担もなくす、ということが消費税を5%上げるうちの半分使えば実現できます。消費税1%は二.七兆円、就学前教育の無償化は一.二兆円の計算です。「百円のジュースが五円上がることで、暮らしはこんなによくなる」と打ち出し、実際に国民が「生活が良くなった」という経験をすれば次の増税につながります。10%への増税だけで財政再建にけりをつけようとしないほうが、かえって再建が可能になると思います。 

<成長頼みより安心を示して>
堤:増税に反発するのは、社会保障のためと言いながら大半を借金の穴埋めに充てたから。約束を破ったから政治への不信感が強まります。そもそも国会で決めている予算の優先順位を国民が知らない。選挙で一票投じるのが民主主義、というだけでなく、永田町でどういうルールで物事が決まっていくのか分からないのが問題です、そこを透明化する改革と、増税して基礎的なものを無料にするのをセットで提案したい。

井手:今までの経済の議論は経済成長、財政再建、格差是正の三つだけ。でも、財政再建や格差是正を犠牲にしてあれだけアベノミクスで頑張ったけれど、経済は成長しませんでした。いつまでも成長に頼り続けるのか。やはり、第四の選択肢、「あなたたちが安心して生きていける社会をつくる。そのためにはお金がかかる。そのお金を誰かどう払うのか」という選択肢を出さないと、若い人たちがかわいそうです。


堤:金融危機で破綻した国のその後を調べたことがあります。ギリシャは国際通貨基金(IMF)にお金を借りる条件として、いろんなものを民営化して医療も教育も年金も切り捨て、その結果、さらに医療費が増えました。重症化してから病院に行くようになったからです。アイスランドは逆に医療、年金、住宅、教育を優先順位の上位にLた。民衆が自ら選択肢をつくり、民主主義をつくった結果、経済成長も回復しました。

井手:民主主義って選ぶものと思ってますよね。選択肢がたくさんあって、いろいろ選べるのはいいこと。でも、これからは選ぶだけではなく、堤さんの言うように、選択肢をつくる発想を持たなければならない。

堤:アイスランドでは、与えられたメニューから選んでいたのを、メニューからつくり始めたので、当事者意識が高まって一体感が出てきました。それで決めたのが医療や年金は政府が面倒を見るということです。

井手:税って杜会にお金をためるようなもの。人間いつ死ぬか分からないから、貯蓄は過剰になる。特に今のような不安な状況ではお金をため込もうとして、消費は萎縮します。逆に「病気になっても失業しても子供は学校に行ける、年を取っても安心だ」となれば、お金を消費に回すから景気も良くなる。そうなれば「成長」を追い求める必要もなくなります。大事なのは未来の不安をなくすこと。税を払って社会に貯蓄をして、安心して生きていける状況をつくりましょう、と。「すべての人が受益者になる」という僕の戦略は、既得権をなくすこと。社会的な公正に最もかなうし、所得制限を設けない普遍的な給付なので行政も効率化できます。実はそのことに多くの日本人も気づき始めています。

堤:これに真っ向から反論する人はいないのでは。お話をイメージすると、そういう社会に住みたいと、幸せな気持ちになります。

注  解消しない待機児童問題への不満をぶつけた匿名ブログのタイトル。国会でも取り上げられ、16年の新語・流行語大賞のトップ10にも選ばれた。 

【見抜く目】
・財政危機 あおりすぎ・恐怖 踊らされないで

井手:財務省もマスコミも財政危機をあおりすぎだと思います。.国の借金が一千兆円あって国内総生産(GDP)の二倍、大変だと言うけれど、GDPは一年問に生み出される付加価値。一年で借金を全部返そうと思う人がいますか。十年で返すならGDPの二割でしょう。借金が多い理由は税収が足りないから。八◯-九〇年代に減税を繰り返したので、税収はがくんと落ちた。増税以外に財政再建はできないけど、日本はそれをせずに世界の中でも小さな政府をさらに小さくしようとした。

堤:政府とマスコミが出す数字や統計は疑問のあるものが少なくないですね。国の借金一千兆円にしても、諸外国では借金から資産を差し引いた数字を出すのに日本は借金部分だけ出している。おかしいですよ。

井手:マスコミも借金一千兆円、国民一人当たり八百三十万円としか書かない。でも国債の九割は日本人の国内保有だから、例えば借金が八百万円あっても資産が七百二十万円あるわけです。肩車社会論もそう。昔は現役十人でお年寄り一人を支えていたのが、将来は一.三人で一人になる、と言う(注)。これは支える人と支えられる人を六十五歳で分けています。それなら年齢でなく就業者かどうかで計算すべきです。ある研究者が計算したら一九七〇年から二〇五〇年まで比率は変わらない。お年寄りや女性が働く側に回るからで、肩車社会論も数字のマジックです。

堤:おっしゃったように、そもそも政府やマスコミが騒ぐ財政危機の前提である一千兆円という数字自体が統計のマジックなら、それを根拠にした増税や社会保障の自己負担増など、国民への背信行為てしょう。

井手:重要なのは、危機をあおる以外に社会を統治するすべを、政府が持てなくなっていること。本当は財政を通じて利益分配する、サービスを提供する、という.「貨幣による統治」が財政の本質なのですが、これが機能していない。増税して、ちゃんと配ることで社会をまとめていけばいいのに、増税をはなから諦めるので、財政再建や分配のための財源がない。だから、国民を脅かして支出を削る。僕は「袋たたきの政治」と言いますが、財政による統治ができなくなると、無駄遣いの犯人捜しを始める。そうすると、社会が分断されて自由とか人権とか社会的価値を分かち合えなくなります。最後は愛国心をあおるとか、ナショナリズムや道徳教育という形で国民を束ねるしかなくなるんです。

堤:長年、米国を取材してきた立場から言うと、政府とは「財政による統治ができないから無駄遣いの犯人捜しをする」のではなく、社会保障削減を正当化するために犯人捜しをするものだと思えてなりません。例えば、オバマ政権は「全体主義の八年」だったといわれています。超富裕層と癒着して財界のための政治をする政府が、格差拡大に対する大衆の不満を抑えるためにテロヘの恐怖をあおることで強引に情報統制して民の声を抑え込んだからです。9・11の時もそうでした。恐怖をあおられるほどに、大衆は強いリーダーを求めますが、あの時のブッシュ前大統領の人気はすごかったですね。 

<思考停止から独裁者が登場>
井手:独裁者が現れる時、ファシズム化する時の根底にあるのは、中間層の転落の恐怖です。冒頭の、自分は「中の下」だと思いたい人たちが、社会的に最も恐怖を感じている。本当は「財政で生活を支えてほしい」と思っているけど、財政は支出を増やさず無駄を削ろうとする。自分が削られるのはたまったものじやないから、もっと貧しい人が無駄遣いしているというバッシングで歳出削減に協力しようとする。政府のどう喝が見事に効く。ぎりぎりで踏ん張っている人には切実な問題です。必死になって我慢している人たちが反旗を翻した時、政治は極端な方向にぶれていく気がします。

堤:そこで重要なのは、恐怖をあおるキーワードに私たちが簡単に踊らされないことですね。例えばさっきの「借金一千兆円」や「肩車社会論」。あれをうのみにする前に、本当にそうした数字に根拠があるのか、統計が加工されていないか。そこにまず着目することで、私たちは一拍おいて冷静になれる。私は若い人たちにいつも、権威ある人の発言ほどうのみにせず、必ず自分で一次情報を確認してねと言っています。いま物事は日本国内だけでなく、世界中でパラレルに起きているから、その方向性を見ること。思考停止になることを防ぐために(スマートフォンなどを使わない)「デジタル断食」をする。大丈夫、自分の頭で考える国民は簡単にだませません。人間の歴史を見ても「独裁者」とは、大衆が思考停止し、感情に支配された時にこそ生まれるからです。

注16年の内閣府「高齢社会白書」によると、15-64歳が65歳以上を支える割合は1970年が9.8人で1人、2050年には1.3人で1人

井出英策(いで・えいさく)
1972年福岡県久留米市生まれ。東京大大学院経済学研究科博士課程を単位取得退学。日銀金融研究所、横浜国大などを経て、2009年に慶応大経済学部准教授、13年から現職。専門は財政社会学。「経済の時代の終焉.(しゅうえん)」で15年度大佛次郎論壇賞。16年、慶応義塾賞受賞。著書に「分断社会を終わらせる」「分断社会ニッポン」(いずれも共著)、「18歳からの格差論」など。

堤未果(つつみ・みか)
国際ジャーナリスト、1971年東京生まれ。ニューヨーク市立大大学院国際関係論学科卒。国連、米国野村証券などを経て国際ジャーナリストに。「アメリカ弱者革命」で黒田清日本ジャーナリスト会議新人賞。「ルポ 貧困大国アメリカ」(3部作)で、日本エッセイスト・クラブ賞と新書大賞。著書に「沈みゆく大国アメリカ」「政府はもう嘘をつけない」(いずれも2部作)など。著書は海外でも翻訳されている。

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2017年01月06日

三笠宮が70年前に天皇の譲位を認める制度を提案

image    テレビの皇室番組で昨年、享年100才で逝去され三笠宮(昭和天皇の弟)を取り上げていた。「三笠宮は戦争中、支那派遣軍参謀として南京に駐在し、日本軍の中国人虐殺を見て、聖戦と言われる日中戦争の実態を改善すべく報告した。報戦後も南京虐殺はなかったという声に対して反対する発言をされてきた。」ということはお亡くなりになった時に報道されていたが、この番組では主に、三笠宮が皇室典範改正審議中に提出した意見書「新憲法と皇室典範改正法案要綱(案)」を紹介していた。死以外に譲位の道がないことは新憲法第18条『何人も如何なる奴隷的拘束をうけない』という精神に反しないか。基本的人権がみとめられた憲法下、天皇にも人権が考慮されるべき。と天皇が皇室会議に譲位を発議できる条文を加える提案をしていたことを紹介していた。

   天皇は死ぬまで天皇というのは日本の伝統ではない。明治になり、ヨーロッパを見聞した伊藤博文が欧米列強が強いのはキリスト教という一神教信仰にあると分析し、日本の一神教として天皇教を思いつき、神である天皇は死ぬまで天皇、生前譲位は相応しくないとなったもの。
    だから、安倍晋始を筆頭に天皇が元首だった戦前に回帰したい勢力は天皇に生前譲位はさせたくない。しかし、国民は天皇の譲位発言に好意的であり無視はできない。そこで、今回に限り譲位を認める特別法で対応しようとしている。特別法で譲位ができる道があるなら、将来、政治権力に都合の悪い天皇を譲位させることも可能になる。憲法は第2条で、「皇位の継承は国会で決めた皇室典範による」と明確にしている。特別法などという姑息なことをせず、皇室典範を改正し恒久制度にして譲位を可能にすべきである。



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2017年01月05日

お坊さん弁護士からの年賀状

20170101山口年賀状

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2016年03月29日

3月29日安保関連法施行日の総かかり行動国会前集会

早めにメイン会場向かい側の国会前交差点の参加者スペースに着いたら動きが取れなくなり、こんな写真しか取れませんでした。
警察官がこんなにいっぱい。立ち止まって写真を撮ることもダメ。粘っている人が逮捕されないかとハラハラ。
20160329国会20160329国会2









会場の雰囲気が伝わる写真をface bookのお友達からお借りしました。
どういうことをして捕まったのかわからないけれど、サラリーマン風の若い男性が警察官に数人に連行され、彼女たち参加者たちがその後を追いかけ、結果釈放されるという事件も。
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6時半から7時半までの総がかり行動の集会の後、9時15分まではシールズの集会。参加者のほとんどが残ってシールズ集会にも参加し、一層盛り上がってコールしていました。

毎日新聞











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2016年02月26日

「戦場ぬ止み」いくさばぬとぅどうみ@田町

20160225ikusabanu遅ればせばせながら、三上智恵監督の「戦場ぬ止み」を見てきました。

三上監督の前作「海にすわる」と同様に普天間基地の辺野古移転に反対する島民に密着取材したのものですが、今回は、辺野古沖合に工事用の船舶、海上保安庁の船舶が現れた光景がアメリカの戦艦が沖に出現したあの沖縄戦の光景が重なり、「二度と沖縄を戦場にはさせない」という思いを強くしたことが題名になっているようです。重火器こそ持ち込まれていませんが、圧倒的腕力で抗議行動を阻止されるのも島民ととっては戦場なのでしょう。

加えて、翁長知事の大差当選、すべての小選挙区で辺野古基地反対派の勝利に沸く島民の様子、この結果を無視し工事を進める政府、「戦場ぬどぅどうみ」とそれを阻止するあきらめない島民。どういう解決があるのか考えさせられます。

「鳩山元総理の「少なくとも県外」と言い、具体的に県外の移転先も検討したにもかかわらず、鳩山首相(当時)に諦めるしかないと思わせた外務省の極秘文書(移転先の距離条件)が作文であり、アメリカ軍が提示した条件ではなかった。これに対し、外務省は調査中として回答なし。」

もあり、辺野古への執着は日本政府のようです。
普天間は飛行場ですが、辺野古は軍港機能を整備し強襲上陸艦が着岸できる各段に増強された基地になります。そうしたいのはアメリカではなく日本。
政府を変えるしかない。。。






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2016年02月22日

『フラタニティ』創刊記念シンポジウム「自衛隊とどう向き合うか」

3691パネラー1.高野孟 (ザ・ジャーナル主宰) 日米関係の深層)

アメリカ帝国の崩壊を、
〃鎧帝国の崩壊(21世紀は戦争では解決できなくなった。最後の覇権国のアメリカ、老いた帝国をどうやって寝かしつけるか)

金融帝国の崩壊(フラッシュボーイズ =インターネット発注した取引に、10億分の1秒レベルで先んじて売り買いして儲ける男たち、という信じられないくらいの病に侵されている)

という二面から話され25分の持ち時間では惜しい内容。


20160222自衛隊を活かす会・事務局長)/ 護憲派の軍事戦略

一昨年夏から今年にかけて開催された自衛隊を活かす会の連続シンポジウムには参加してしていますが、松竹氏のお話を聞くのは初めて。野党共闘のための9条論は? 連合政府の政策は?と問題提起はされますが、具体的な提案はされない。同会は様々な立場の人を巻き込む会であり、会として、これだ!は出さないのでしょう。軍事力については、連続シンポジウムをまとめた本 「新・自衛隊論 今守るべきは非戦のブランドである」があります。




20160222フラタニティパネラー3. 村岡 到 (『フラタニティ』編集長、本シンポジウムの企画者)「非武装」と「自衛隊活用」を深考する

左翼の立場たくさんの本を執筆されている
9条については、自衛隊三分割論(災害救助隊、国土防衛隊、残りを国連軍)を例に自衛隊を国連軍にする案があったことも紹介はされましたが、3パネラー共に昔あった話という扱いでした。今の松村氏は、「自衛隊は違憲だけれど、特別に法律で認める。。。」というような条文を加える加憲論を思いついたよう。これは自衛隊を国連軍に以上に説得力がない。護憲で野党共闘を目指すなら、護憲派憲法学者の一部が認めている「専守防衛の自衛隊は合憲」を容認し、非戦をブランドにし、軍事力の削減を目指すというのが現実的ではないかと改めて思いました。


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2015年12月18日

辺野古バス体験記

20150712辺野古バス沖縄のイベントでこのバスのチラシを見て、私も行って来ようかと思ったら、乗車体験談が届きました。
魚住 昭さんのウェブマガジン「魚の目」からの抜粋です。週刊現代に連載したもの
。。。。。。。。。
もし機会があったら、一度乗ってみられるといい。那覇市の沖縄県庁前から毎朝10時に出発する辺野古バス(「島ぐるみ会議」運行)に、である。 予約は不要で料金は往復1000円。たったそれだけで辺野古(那覇から約60阻姪譟砲糧ら海を眺め、新基地反対運動の現場を見ることができる。 私が乗ったバスの同乗者は30人。6割強が那覇市近辺の住民で、あとは北海道や東京、大阪などから来た人たちだった。 乗車前、私の気持ちは少し重かった。だって沖縄に基地を押しつけているのは「本土」の私たちだ。基地を引き取ろうともせず、現場を見学に行っても地元の人たちには迷惑なだけだろう。冷ややかな視線を向けられても仕方ないと思っていた。
ところが車内の空気はまるでちがった。和やかだ。60代後半と思しき沖縄女性が仲間とマイクを握る。「私たち、ぴちぴちの辺野古フラワーズです。ドライフラワーじゃないですよ(笑)。歌いたくてうずうずしてるんですが、いいですか」と断って、山本リンダのヒット曲「どうにも止まらない」の替え歌をノリノリで歌いだした。

♪噂はまったくその通り おいらの狙いは9条さ いつでも戦のできる国 それがおいらの夢なのさ ああ憲法は変えればいいさ お友達で決めればOKさ 魔法の言葉 解釈改憲 もう どうにも止まらない

これを皮切りに皆が替え歌を次々と歌う。その中には抵抗の志気を鼓舞する歌もあれば、自分たちの姿を戯画化して笑い飛ばす歌もある。傑作だったのはやはり辺野古フラワーズの「呆けない小唄」である。

♪辺野古 辺野古で今日もゆく 笑い忘れず よくしゃべり 頭と足腰使う人 辺野古大学 呆けません ♪入れ歯入れても 白髪でも 頭はげても まだ若い ゲート前での座り込み 座るだけなら まだできる♪ ゲート前での座り込み 後ろ機動隊迫り来る 駈けてるつもりが ノロノロと 息を切らして 呆けません

爆笑の渦である。ああ、こうして「本土」の人間をもてなしてくれているんだなと私は感じた。彼女たちにも心の底では言いたいことが一杯あるだろう。でも、そんな素振りは微塵も見せない。どこまでも朗らかだ。


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2015年12月14日

オーストラリアでも日本会議を極右カルト集団と危険視するテレビ報道

日本会議の「オーストラリア」報道に登場する人物
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左:狂人櫻井よしこ日本会議のマドンナ 右:警鐘を鳴らす最高権威の日本の憲法学者

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すっかり洗脳されている愚かな人物

フランス「ロブス」、「ル・モンド」
イギリス「エコノミスト」、「タイムズ」
ドイツ「ARTE」
アメリカ「ニューヨークタイムス」「ワシントンポスト」

など、続々と日本会議の特集を報道していることは、web上で多数保紹介されいます。
今回、オーストラリアのテレビ(ABC, Australia)で7分枠という異例の長さで報道されたそうです。

日本会議は、極右のカルト団体であり、第二次大戦の敗戦を拒否し、戦前の日本に戻そうとしている。
中国を仮想敵国化し、南京大虐殺などなかったことにしようとしている、
完全な歴史修正主義のカルト団体として危険視している。
内閣構成員の8割が日本会議のメンバーであり、この異常事態は、驚きを持って受け止められている。Source:



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2015年11月19日

11月19日総がかり行動@国会議事堂前

あの国会議決から2ヶ月、今夜も国会議事堂前は人々でいっぱいです。
戦争をさせない1000人委員会は、毎月19日行動をします。
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kumie62 at 18:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2015年11月10日

カナダ新政府の閣僚の半分は女性‼️

カナダの新首相が、閣僚を男女同数にした理由がカッコよすぎる(動画)
からです。

カナダはアメリカ追従を見直し、グローバル資本が牛耳る経済システムからの転換の動きもあるようです。そういう流れの中での「閣僚は男女同数」なのでしょう。

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2015年11月03日

犢駝穎合政府瓩辰謄淵鵑゙ !? トマトの会シンポジウム

トマトの会主催のシンポジウムの動画10本中の最後です。
共産党小池さんが20以上の質問に一気に答えており、国民連合政府に対する共産党の考え方、本気度が分ります。志位さんと岡田さんの仲が良いとも。


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